明日は3ヶ月間お休みをしたジャズ・ヴォーカルの日で、その間自分のバンドで唄っただけで、それも4月の終わりの話だ。だから、まるまる2ヶ月以上人前で唄っていない。こうなると、もはや初心者も同じ状況で、声が出るのかどうかもいぶかしい。英語の発音もいい加減な言葉の投げつけの様な英語を操ってきてしまったので、舌が旨く回らない。
明日は「It's Only A Paper Moon」でナット・キング・コールの十八番で彼以外では娘のナタリー・コールの唄でしか聴いたことがない。もうこうなると他の人はレコーディングしたくなくなるのだろうか。
YouTubeで探すとエラ・フィッツジェラルドは軽いスウィングで唄っている。そこにアップされている写真は後ろでとても若いときのRay Brownがベースを弾いている。なにしろ1933年に書かれた曲で、なんとまぁ、洒落た曲だろうか。
なんだか、生まれて初めて人前で歌うかの如き緊張感なり。