ほぼ足りてまだ欲 その先

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なにゆえに

 徳洲会の選挙違反事件の捜査を報じるテレビを見ていて、徳田虎雄が今や難病を患って動けない状態にいることを初めて知った。かつては徳洲会がらみの選挙は無茶苦茶な状況になるのが当たり前だという雰囲気になっていることが良く報じられて、なんだか怪しいことになっているなぁとは思っていたけれど、とんと関係がないものだから意味がわからなかった。
 今度の事件で、徳田毅が国会議員になっていることを知ったのだけれど、相変わらず無茶苦茶な選挙をやっているのだなぁという感想だった。徳洲会は必ず様々なところで日本医師会とぶつかっているということは聴いたことがあるけれど、日本医師会だって既得権益保護の典型的な団体だったわけで、歯科医師会と共に選挙になると、様々な憶測と選挙資金が飛び交っていると聞かされてきた。
 ひとつの病院グループが大きな力を持とうとするとそれは突き詰めれば金の力であって、それさえあれば今の政党政治制度であればいくらでも振り回すことができるだろう。しかし、そこでどうしても自分の一族から国会議員を出しておこうとする、その背景にはより強い力を発揮することができるという構図があるに違いない。
 となると、今度の徳洲会選挙違反事件が発覚して得するグループがその黒幕に必ずいるに相違ない。それは一体誰だろうか。かつて議員でありながら落選していた輩で、今度また国会議員に当選したのも、確かいたはずだ。
 ところで自民党の世耕の選挙運動員も選挙違反で検挙されたはずだが、あの事件はその後どうなったのだろうか。奴はキャビネットに首を突っ込んでいて、アベシンゾーの後ろに背後霊のようにつっ立っているから不問となっているのか。