ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

団扇余波

 松島みどりの団扇がどんどん拡大していて、今度はカレンダーに視点が移ってきましたぞ!これは多分対象者がかなりいる可能性が高い。なんたって、一年中その名前が晒されることになるわけで、「なんたらかんたら事務所」と大書した看板が選挙区内の各箇所に置かれているのとおんなじで、名前さえ頭の中に取り込ませれば、つい選挙の時に名前を書いちゃうようなのがたくさん誕生するだろうという読みだ。
 御法川信英氏(秋田3区、財務副大臣金田勝年氏(秋田2区)冨樫博之氏(秋田1区)の三人は秋田カレンダートリオとして名を残すことになるかもしれない。
 「有価物とは考えていない」「会費を徴収する会合で配ったので寄付ではない」(秋田魁新報)という言い訳はたったこれだけでもう矛盾していて、有価物じゃないんだったら会費の中に含むとする必要はないじゃないか。
 「国会活動を伝える室内用ポスター。カレンダー機能があるからといって有価物とは考えていない」(同)ふ〜む、確かにただでくれる蕎麦屋や銀行のカレンダーなんてんだってあるが、あれは宣伝になるからただで配るわけで、となるとこれはやっぱり宣伝になるから配るってことになるわけだ。
 「御法川氏は「問題はないと考えているが、疑いを持たれないような方法で継続するか、あるいはやめることも検討する」と話している。」(時事通信社)問題はないと思うんだったらやめることはないし、やめることも検討するというのは問題があるからだということになるぞ。
 それから、これは法律違反なんだから、大臣の椅子を放り出しただけじゃダメな話で、選挙で選ばれた国会議員の椅子もちゃんと国家に返納しなさいよ!
 御法川信英ってのもこれもまた世襲議員だってぇじゃないの。本当に汚ぇ奴らばっかりだ。
 一方、くだんの小渕優子については2014年10月25日05時00分の朝日新聞によると、「個人献金した群馬県の選挙区内の有権者に対し、小渕氏側から毎年末、ジャガイモが贈られていた可能性のある」ことがわかったというし、「毎年11月下旬〜12月上旬、事務所から渡された小渕氏の写真入りカレンダーを持ち、担当地区を一戸一戸訪ね、担当の全戸に配った」という証言も掲載されている。「小渕氏の名刺と箱入りのボトルワイン2本を置いていった」ともいう。しかしながら小淵優子後援会事務所は朝日新聞に「取材はお断りしている」というんだというのだけれど、これは朝日新聞だから断られたということなのか。全般的にジャーナリズムには何も答えないという不遜な態度をとっているということなのか。何をこしゃくな口をきいているんだ。
 中之条町長を辞めちまった昔の小渕家に仕えていたおっさんは日本テレビの取材に対して「小渕優子議員は全くあの報告書の中身を存じておりません」と答えていたが、あれは彼女を守ることになっていないことに彼は気がついていたんだろうか。彼女が大変にいい加減な国会議員だということを証言しているわけだ。いくら嘘でもここは「目を通して貰っていたんだけれど、見落としていたという結果でございます」くらいのことはいわなくちゃなぁ。