ほぼ足りてまだ欲 その先

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ゴースト

 ゴーストライターというのは政治家や芸能人の本の世界では当たり前のようになっていて、誰も彼も、その辺は本人が書いちゃいないだろうと思って見ているんだけれど、作曲の世界でそんなことがあるとは思ってもいなかった、ッてことなんだろうか。
 持ち上げたのは誰かってことになるんだろうけれど、落とすのも誰かってことになるって訳だ。
 われわれはそんなことに左右されることなく暮らしていかないとな、とは思ったけれど、よくよく考えてみると、日々の暮らしで、こんな具合に振り回されているってことは枚挙にいとまがなくて、殆どの出来事はそんな具合に評価しているってことなんだろう。政治家の支持の具合だろうと、予算の執行にしろみんなマスコミがいうかいわないかで大騒ぎになるかならないかという結果に繋がってしまっているというのが何とも情けない。
 例えばオリンピックの選手にしたって、冷静になって考えてみれば、予選の最後の最後でようやく出場権を得た種目だって、新聞にかかっちゃ、オリンピックに期待、なんて書かれちゃって、結果、みんなしてガッカリしちゃったりするんだから、勝手なもんだ。黙って見てろよ、と思うのだけれど、そうやって煽らないと新聞は売れないと思っているんだろう。