道を歩いていて行く先方向が狭くなっている時に、人と重なりそうになると、道を譲り合いしますよね？それって、とても典型的なことなんですが、なぜか、アジア人同士だと早い者勝ちになります。西洋人と出会い頭になると譲り合いになります。「after you！」を両方でいうようになります。
ま、それはしょうがないでしょう。だって概ねアジア人は人がたくさんいるところで暮らしているんです。それにひきかえ、欧州やら北米やらの人たちは、ちょっと電車に乗ったらもうだぁれも出会わないような環境に暮らしているんですから。
アジア人同士だと、身を引いて譲られても、相手にそんなことをされたことがないからなのか、謝辞を表すことがないんです。どうして良いかわからない、ってこともあるんでしょうねぇ。多分誰かが、そんな時には「ありがとう」っていうんだよと教えたらできることでしょう。
私たち日本人も考えてみると昔に比べたらすっかりそういうことに慣れてきましたよ。それには何十年かの時間が必要でした。それと同じように、他のアジア人にとってもやっぱりそれなりの時間が必要なんです。
さて、そんな気持ちで政治家の世界を見てみると、いやぁ、なんという旧態依然！全然進歩の跡がない。というよりも彼らは退歩していますよ、明らかに。
