うちの親戚の百歳の婆さんを例に取り上げるまでもなく、どうも元気な年寄りというのは良く喰う年寄りだ、ということは演繹的に証明できそうな気がする。
ガツガツと遠慮会釈なく食べ、呑み、べらべらと良くしゃべる奴は相当に長生きをしそうな気がするのである。我が強いというのもそこには重要なのかもしれない。おとなしくて細々と食べるひとが長生きをしないのかというと、そういうひとはおとなしいからそれをいわないので、わからないのかもしれないが。
私はどうかというと、べらべらしゃべることはしゃべるけれど、家にいるとほとんどしゃべらないし、ガツガツ喰うことはない。ただし、意地汚くいつまでも食べていそうだ。
この場合はどうかというと、全然わからない。