私はちびでデブです。女性の皆様にはおわかりいただけないと思いますが、スーツのサイズでいうとAB-4もしくはAB-5というくらいで、こんなサイズは外国、まぁ例えば米国なんかで探そうものなら、絶対にボーイズ・ショップに行かないと見つかりません。そこでも袖は詰めないと無理でしょう。40数年前に米国の某有名男性服飾店でボーイズショップで買った長袖のシャツは詰めて貰いました。
で、いわゆるフォーマル、平たくいうと黒の上下スーツがだんだん太って着られなくなっちゃったので、とにかく買っておかなくてはなりません。多分祝儀ごとはなくても、不祝儀ごとがあるでしょう。ま、自分の不祝儀の時まで持てば良いんですから、そんなに高価なものを買う必要はないだろうとまず思います。
こういうときのためにAOKIとか青山とかがあります。フラッと入ってみたら、そこにやる気のなさそうな態度で出てきた青年店員が、これなんかどうですかと58,000円のタグがついたところに連れて行きました。「あっちの安いものだとそんなサイズはないの?」と聞くと、イヤイヤそうにそっちに行きます。多分生地が違うに相違ないし、縫製もさすがに58,000円の方が38,000円より遙かにきちんとしています。
そこから「黒いズボンだけって売ってない?」と聞きました。そこで彼はまったくやる気を失ったようです。「ありますけど、どうしてですか?」「いや上着だけあるから、それにあわせたいと思って」私はもう違う話題に行っちゃってますが、彼は当然ついてこられません、というかついてくる気がありません。私はもう他のジャケットに合わせるズボンのことをいっています。
彼がついてこないので、「ありがとう!」といって出ようとすると、彼は何もいわずに奥に去って行きました。
ズボンのサイズのことでびっくりしたのは今のこの辺のフォーマルのズボンはサイズを調節できるようになっているんです。モーニングのズボンのようです。それじゃ、僕は80数センチあるけれど、大丈夫だねといったら、つれあいが85センチはないとダメよ!といったので、うるさい!といいました。こんな私だってメンツってものがあります。何も他人の前でそんなことを大きな声で言わなくたって良いじゃないか!自分が一番「わかっている!」んだよ。
あ・・・勢いでこんなところに書き込んでしまった。