ほぼ足りてまだ欲 その先

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格差

 トマ・ピケティが日本に来たらしい。凄く売れている本の著者だ。なにしろ700頁を超える本で5940円もする本が日本ですでに13万部も売れているというのだから、大変な驚きだ。私はもちろん買っていない。こんな高い本を買ったことはこれまでの人生の中で一度もない。
 簡単に言ってしまうと、資本主義社会では格差は拡大するというもので、なんだ、そんなのずっとわかってたじゃん、という印象はぬぐえない。しかし、こんな値段の本を読めるのはその金持ちの方で、金を稼げない方はこんな本を手にすることもなさそうだという皮肉である。

21世紀の資本

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