ISILのテロ行為を聞いていると怖気が走る。なんという残酷な行為を平気でやるんだろうかと彼らの神経を疑う。人間として考えられないほどの残虐性を備えていることに驚愕だ。
しかしながら、残念ながら、70年ほど前のことなのだけれど、わが国の軍隊はこれと同等もしくは輪をかけたほどの残虐性を備えていたことを慮るに、人間というのはどこまでも愚かな存在であることを自覚しなくてはならないのだと気がつく。
だからこそ、私たちはあの時点で「もぉ〜こんな事を平気でできるような状況になってはならないぞ!」と目尻を結してそう思ったのだ。しかし、その当時を学ぶことができない、あるいは学ぶことを避けてしまったら、またぞろ人知れずそうした残虐性が心を蝕む。
学ぶ心のないものは心を蝕まれる。