ここまで守ってきた日本国憲法を安倍晋三自民党・公明党連立政権は本当に壊すつもりでいるんですよ。まさか、そんなことができるわけがないと高をくくっていると、論理的に解説できなくたって、彼らはやるつもりですよ。
学習指導要領の中でも、この国の文化と生活に親しみ、「愛着を持たなくてはいけない」方向に持って行こうとしていますよね。これ、全くの冗談ではなくて、かつての教育勅語の方向に行ってしまいますよ。いやいや、そうじゃない、他の国のことも知らなくてはならないということにするんだからバランスが取れているじゃないかと、まるで算数の答えを書いているかのようにいう人がいるけれど、そんなのは字面だけ。彼らが目指しているのは「選民主義」にいってしまうのは目に見えています。
「自分の国を最高だと思うことのどこがいけないんだ」という意識が強調されますが、それは直ちにナチズム、極端なテロリズムに走るイスラム原理主義と何ら変わらないのですよ。大体、「国」の範囲をどうしてその「選民主義」に求めなくてはならないのでしょうね。
安倍晋三君は論理的に国会討論を行うつもりもないまま、書かれたものを読もうとするので、無茶苦茶になってしまいますが、やることも無茶苦茶になっていきます。これは冗談で済む問題ではないのです。