ほぼ足りてまだ欲 その先

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カウラ

 オーストラリア南東部にある日本人墓地で4日、戦没者の遺骨収集に向けた初めての調査が行われ、旧日本兵の遺骨が埋葬されたとみられる場所でレーダーを使って地中の様子を調べました。
 調査が行われたのは、オーストラリア南東部のカウラにある日本人墓地で、捕虜として収容中に病気で死亡したあと火葬された旧日本軍の兵士、若麻績通明さんの遺骨が埋葬されたとみられる場所です。
 遺族からの要望を受けて厚生労働省が行ったもので、4日は調査会社の技術者がレーダーを使って深さ50cm程度の地中の様子を調べました。
カウラの日本人墓地は地元の自治体などによって1964年に整備され、埋葬されている500人余りの日本人のうち、半数以上が捕虜として捕らえられた元兵士だと言われています。
ところが、「捕虜になるのは恥だ」という戦時中の考え方などから、捕虜の中には収容所で偽名を使っていたケースが多いと判断されたため、これまでオーストラリアでの遺骨調査は行われてきませんでした。
 若麻績さんのめいの林康子さんは「ここまで行われただけでも国に感謝したい」と話し、今後、遺骨の一部を持ち帰りたいとしています。
ただ、墓地を管理してきたオーストラリア側は墓地を掘り返してまで遺骨を返還することに難色を示していて、厚生労働省では調査結果を分析したうえで、遺族の要望にどこまで応えられるかオーストラリア側と協議を続けることにしています。(NHKニュース2015年3月5日 4時59分)

 多分、遺骨の持ち帰りについて豪州側が示している難色について意外に思う人が多数いると思う。当然遺族は日本の地に戻してあげたいと思うものだと。
 このカウラの墓地は日本政府が放りっぱなしにしていたものをカウラ現地の人々が率先して整備し、メインテナンスしてきたものだ。日本政府は平和の鐘を送り感謝の意を表しているし、現地の日本人会も共同で毎年慰霊祭を行ってきているけれど、やっぱり現地の豪州人たちが続けてきてくれていたからこその話だ。多分その辺に対する配慮が足りていないのではないかという気がとてもする。