ほぼ足りてまだ欲 その先

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無知

自民党東日本大震災復興加速化本部(額賀福志郎本部長)は21日、総会を開き、震災からの復興に向けた第五次提言を取りまとめた。東京電力福島第一原発事故による福島県の「避難指示解除準備区域」と「居住制限区域」の避難指示を2017年3月までに解除するよう正式に明記し、復興の加速化を政府に求めた。
 賠償では、東電が避難指示解除準備区域と居住制限区域の住民に月10万円支払う精神的損害賠償(慰謝料)を2018年3月に一律終了し、避難指示の解除時期で受取額に差が生じないようにする。既に避難指示が解除された地域にも適用するとした。
 提言は自民党の総務会で正式決定後、今月中に安倍晋三首相に提出する。額賀本部長は「古里に戻りたいと考える住民が一日も早く戻れるよう、生活環境の整備を加速化しなければならない」と述べ、避難指示解除の目標時期を設定した意義を強調した。
 だが、福島県の避難者からは「二年後の避難指示解除は実態にそぐわない」と不安の声も上がっており、実際に帰還が進むかどうかは不透明だ。

 何をいっているのか、自民党の連中にはわかっていないのだ。福島第一原発が今どんな状態になっているのかすらわかっていないと云うことなのか、あるいはただ単にいわれたことだけを繰り返しているのかのいずれかだろう。いずれにしろいっていることはまったく間違っている。放射能汚染がどんなに今後広がることがなかったとしても、これまでに広がった汚染をゼロにはできない。もはやあの汚染は長い長い半減期がやってきてすら無事には暮らせない。彼らはもとの住民を知っていながら追い込もうとしているのか、何も知らずに追い込もうとしているのか。答えは簡単だ。金儲けのためなら国民を犠牲にしても良いのが自民党の考えだ。
 この国の国民はあまりにも人が良すぎる。良すぎて無知の様に思える。