ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

帰りの地下鉄

 昨日の落語会の帰りは、酔っ払っていたせいもあって、帰りの地下鉄で優先席が空いていたので、一人ずつ離れて座らせて貰った。次の駅でつれあいの横があいた。移ろうとしたら乗ってきた爺さんがそこへ座った。しかし、彼は雰囲気を察して、私と替わってくれた。
 次の駅から爺さんと婆さんが乗ってきた。外国人の女性がたって婆さんに席を譲った。彼女はそこが優先席と知らずに座っていた。するとその婆さんはつれあいの爺さんを座らせた。爺さんは当然という面持ちで座った。するとその横の若者が立った。(大体日本人のくせに優先席を意識しろよ)と思っていた。ところがその婆さん、固く辞して座らないのだ。素直に座れよ、婆さんに声をかけたいくらいだった。こうなったらその若者は戻れない。もともと優先席だしね。するとするっと乗り込んできた爺さんがそこへ座った。結果として爺さん二人が婆さんを無視して座っている図となった。正に日本だと思った。豪州だったら、格好良く爺さんが婆さんを座らせるな。