ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

見逃した報道ステーション

 18日の報道ステーションを見逃しました。というよりは見なかったのです。近頃、報道ステーションは気概のない報道に堕してしまったと思っていたからです。
 ところがその番組が終わったあたりからtwitterのタイム・ライン上には「良くここまでやったなぁ」という声がどんどん噴出してきたのです。あぁ、そりゃ残念なことをした!しまったなぁと後悔しました。
 ところがやっぱりこの時代は凄いものがあります。この時の特集、ほぼ28分を既にネット上にアップしてくれてあります。こちら
 これは今まさに見ておく必要があります。私たちは今まさに、安倍晋三というアドルフ・ヒトラーを抱えていることがわかります。
 安倍晋三は国会での質疑で野党が政府の政策を取り上げて追及すると「そんなことをするわけがないじゃないですか、良いですか!?私たちは国民の安全を守るために、ですね」という答弁のやり方をします。これを菅義偉官房長官は「それはまったく当たらないものです」といってぶった切るやり方をします。それがもうすでにわれわれを出し抜く手段です。それを疑わなくてはいけません。民主主義は性善説では成り立たないという下りには大きな意味を感じます。
 この番組を見ていて、今の自公連立政権が目指しているものがくっきりと浮き彫りになったことを感じます。これは見ておく必要があります。
 ヴーヘンヴァルト強制収容所が出てきました。ここが戦後解放されたとき、連合軍はワイマールの市民をこの収容所の中に連れてきました。ちゃんと見ろと。多くの市民は「知らなかった」といって直視することができなかったといいます。しかし、「あなたたちは知っていた」と。
 ワイマール憲法をないがしろにしたのはナチスだけれど、それを支持したのは市民だったわけです。私たちも今その道を歩んでいます。

1937年7月に設置されてから1945年4月のアメリカ軍による解放を迎えるまでの間にブーヘンヴァルトには総計で23万3800人の人間が囚人として送られ、そのうち5万5000人以上の人間がここで死亡したと見られている(ウィッキペディア)