ほぼ足りてまだ欲 その先

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産経論法

 産経新聞という媒体が自民党はなんでも是という立場の媒体であることはつとに知られているけれど、G7に関する報道では、安倍晋三が如何に主役を演じたかと報道している。

G7首脳会議(サミット)では、安倍晋三首相が昨年に続いて北朝鮮問題などで議論を主導した。米国と欧州・カナダが激しく対立する気候変動問題や貿易問題でも「裁定役」を務めるなど、存在感を発揮している。(産経新聞2018.6.10 13:17)

 良く知らずにこの記事を見た人はそのまますすっと読み流すかも知れないけれど、今回のサミットほど安倍晋三がその存在を示すことができなかったのも珍しいかも知れないが、それはひとえに安倍晋三の立ち位置が、トランプ出現以来、全く意味を持たないものになっていることがあるといっても良いだろう。なにしろ、なんでも「完全に一致」であり「100%支持する」だからだろう。もちろん誰と一致していて、支持しているのかはいうまでもない。
 ちなみに今朝は新聞休刊日だった。