この時期に最高潮を迎えてしまったテニスプレイヤーは本当に残念至極でござる。何しろとにかく最後にはジョコビッチが待ち構えている。頑張って、頑張って、しかもたまさかの運に恵まれて決勝まで辿りついたと思ったら、ジョコビッチが立ちはだかっているんだから、まったくイヤになろうってもんだ。奴を決勝で負かすことができる時はまだまだ先のことのように思える。その時には自分も下り坂になっている時だということになるんだろう。これは運としか云いようがない。
大砲の全盛期、千代の富士や北の湖の全盛期、そして今の白鳳の時期の相撲取りもみんな一緒だ。王・長嶋のV9時代の野球選手だってそうだ。
でも、そんな時代に遭遇できた選手は他にあんまりいないんだよね。群雄割拠の方が見ている方も面白いんだけれど、こりゃ、もうしょうがないと云うほかない。
錦織圭は本当に同情に値するなぁ。喜んでいるのはユニクロだけだ。