北海道、富良野、麓郷地区にある「北の国から」資料館が来月いっぱいで閉館するそうだ。私財で運営してきたのだそうで、もはや訪れる人も少なくなり、経費がかかって維持できないらしい。→ こちら。
私は20年以上前だっただろうか、一度だけ麓郷へ行ったことがある。しかし、この資料館へは行かなかった。なんだかフジテレビの商業主義にのみ込まれるような気がしたのだ。しかし、多分それはあたっていなかった。
フジテレビの「北の国から」の最後が放送されたのは『2002遺言』って奴だったらしい。ちゃんと覚えちゃいないなぁ。
もうかれこれ20年くらいになるが、当時、豪州のシドニーには、周知だけれど日本のテレビ番組を録画してきてはそれを貸し出す商売があった。勿論著作権法違反も良いところだけれど、当時の外地に暮らす日本人にとってはこんなすれすれの商売をやってくれる人がいなかったら見られなかった。
わが家にしょっちゅう出入りしていたワーキング・ホリデー・メーカーの諸君、職場の仲間なんかを呼んでこんなテープを借りてきてはみんなで涙を流しながらみたのを今でも良く覚えている。日本から離れていると、余計に熱中するものなのだろうなぁ。