沖縄東村高江のヘリパッド建設反対現場に沖縄県警でなくて、大阪やその他本土から機動隊が派遣されているのは多分今や常識になっているだろう。で、「土人」発言者等は明白に顔を写され、音声がとられていたので、本人を特定できた。
ところが沖縄に本土から派遣されているのは、沖縄の機動隊は本名や住所まで明らかにされてしまっているので、前面に出ることができなくて、それでやむなく本土から派遣されているんだ、悪いのは現場にいる反対派なんだ、というほらがまことしやかに喧伝されている。
それで「そうだ、悪いのは反対派なんだ」と尻馬に乗っている馬鹿がいて、笑える。どこの抗議デモに行ってもそうだけれど、抗議する側に向けて写真を撮ったり、ビデオカメラをあっちでもこっちでも回しているのは必ず警察側に多数いて、多分本人たちは制服を着ていないからバレていないだろうと思っているらしいのだけれど、目立たないカッターシャツに、普通のズボンをはいているのに、必ず鞄を斜めがけして、マスクをし、カメラ、ビデオカメラを構えているので、直ぐさま私服の公安だとわかってしまう。そんなのがわんさと湧いてくる。注意してみていると、ちゃんと事前に集まってミーティングをしているからすぐにわかってしまう。
中にはその格好で、平然とでも側に入ってきてスピカーのマイクを握っている人の写真を撮る奴までいる。
学生運動が華やかだった頃には、アジ演説を打っている学生の実名を挙げて「〜君、そんなことは止めて国に帰りなさい」なんてやっていたのと全く変わっていない。
対抗措置として抗議側もカメラを証拠固めとして使い始めている。だから、転び公妨だって、すぐにネタがバレル。それなのに、それでしらを切ろうとするから余計に腹が立つ。
安倍晋三自公内閣を「しら斬り内閣」という。
