ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

映画 August Rush

奇跡のシンフォニー [DVD]

奇跡のシンフォニー [DVD]

 「チャーリーとチョコレート工場」の名子役フレディ・ハイモア主演と聞いて、それって誰?という人は少なくないことでしょう。しかし、見ていただければ「あぁ、この子ね!」とわかっていただけます。この映画、2008年の作品ですから、もう10年近く前の公開です。どこかで見た映画です。邦題を「奇跡のシンフォニー」といいます。毎度ながら日本の映画産業のセンスのなさには涙ちょちょぎれます。なにが「奇跡」で「シンフォニー」だっての。陳腐を絵に描いたようなタイトルです。
 ロビン・ウィリアムスが出ています。珍しく悪役です。彼のような役者は長生きしてもらいたいものですが、そうだったらそうだったでがっかりしたのかも知れません。それにしても惜しい役者をなくしましたよねぇ。
 全編ほぼロケのようで、セットに金はかかっていません。NYCは映画産業にはとっても積極的な協力体制にあって、だからNYCが舞台の映画は本当に数知れずですし、街を歩いていると、通りの電柱に何日から何日の間は映画の撮影があるので駐車禁止と書かれたビラが貼ってあるというのは日常的な光景になっていますね。そうやって登場してくれば、先日書いたように観光客がやってくる、というわけでしょうか。それにしてはホテルが高すぎるのがあの街の大欠点でございますよねぇ。それをいったら「日本人の給料が安すぎるんだ」という声が出てくるという話を聞いたことがありますが、あ、それはiPhone Xの話だったかも知れません。
 主人公のAugust Rushの様に限りなく音楽が湧いてきたら良いですねぇ。無い物ねだりって奴でございます。