ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

母校

f:id:nsw2072:20181014161214j:plain:w260:left なんでも今日は母校で「ホームカミングデー」なんだそうで、これまでいったこともなかったのですが、知り合いの二つ目の噺家が卒業生の噺家三人の落語会に出るというので、お客がガラガラだったら可哀想だからといってみた。そういえば最後に学校に行ったのはなんでだったのか、もう思い出せませぬ。
 いわれた校舎が昔はなかった校舎だったので、どこのことかと女性の職員の方にお伺いしたら、昔、木造の由緒ありそうな洋館が建っていたところだった。そういえば何年か前に入ったことがあるな、と上がっていって思い出した。その時も女性真打ちの菊千代さんの会だったなぁ。お客さんはガラガラどころか、次から次に爺さん婆さんが詰めかけてきて、100人くらい入る教室が満席になったのには驚いた。池袋演芸場より入ってんじゃないの?
 前座が柳家はん治門下の「柳家小はだ」で、彼が前座になってすぐの頃に一度聴いたことがあるけれど、今日の「牛ほめ」を聴いたら、随分となれてきた。丸2年経つからね。
 金原亭馬久は「強情灸」だった。まだまだ雰囲気が出るところまできちゃいないけれど、今はどんどん引き出しを増やしている。どんどんやったら良いよねぇ。学校を知っている人ばかりだからマクラも振りやすかっただろう。新座キャンパス出身者に良くわかるマクラで笑った。
 後半はゲストと、芸術協会の真打ちだったけれど、早めに聴かずに出た。
 「ホームカミングデー」つっても大人の学校祭みたいなもので、寄るところもなく、帰りは都バスで帰ってきた。