ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

無言

f:id:nsw2072:20181015092922j:plain:w360:left 公共交通機関に乗って移動していると、様々に気になることに遭遇するけれど、それは私が爺になって周りを見る余裕があるからなのかも知らん。若い人たちは忙しくって、そんな余裕がないんだろう。昨日の電車で隣に座ったお嬢ちゃんはスマホのゲームにいそしんでいたけれど、踵の高いサンダルを履いた足を高々と組んでいて、人が乗ってきても降ろさない。だから、私が降りるときにわざわざそっち側へ立っていって、足にぶつかってあげて、わざと「あ、失礼!」と声を出す。彼女がその後どうしたのかは知らない。
 吊革に掴まっている若者がデイパックを背負ったままで喋っている。そこへ通りかかったおばさん、ひとこと「ごめんなさい!」といえば良いのに、何もいわずに座っている人と彼らの間を身体を斜めにしていこうとする。私は「失礼!」といったりして通るんだけれど、どうもそういう人たちはそう声をかける人を傲慢だと思っているんじゃないかという節が見受けられる。威張っているんだ、と思っているんじゃないだろうか。だから自分もそう声をかけることをしないのではないのかなぁと思うようになった。
 小学生がつり革でわぁわぁやっていて、私が降りるときに「降ろして頂戴!」といったら、彼らはむっとした顔をした。多分私の云い方に問題があるのかも知れない。何しろ、彼らが騒いでいて、むっとしていたから。そういう時に「うるさいよ!」といったら今の子どもは多分反発するんだろう。何か、巧い具合にいってやらなくちゃいけないんだろうか。「ほら、他の人は静かにしてるだろ?」とかなんとか。今の聡明なお子様は、多分逆に馬鹿にするんだろうなぁ。ま、これまでのやり方でいこうっと。