ほぼ足りてまだ欲 その先

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ミシェラン

f:id:nsw2072:20181220155726j:plain:w360:left フランスのタイヤメーカーでミシェランというのがございます。そこが随分昔から地図を出しています。これは随分有名です。タイヤメーカーとしては大変に面白い多角的な営業でございます。というか、他にまともな地図メーカーがなかった、ということのように聞こえます。実際に現地に行ってみますと、それぞれの国でそれぞれの地図が多くの種類にわたって出てございますが、欧州全土に渡る道路地図となると、どうしてもミシェランでございました。全米に渡る道路地図が、AAAによるものだったのと同じようなものでございます。
 で、そのミシェランが沿道の追加情報として出し始めたのがレストランのガイドブックで、それに載ったら、そりゃもう大変な格を得ることができるというのもこれもまた超有名な話でございます。そんなレストランで食事をしたことがあるか、ということになりますと、これ、ちょっと記憶を探っても、欧州のどこかでお仕着せで入ったことがある程度でございます。あまり縁がございません。なんだか、料理の盛り付け方にちょっと凝ったものがあったレストランだったような記憶です。
 そのミシェランのガイドブックにはいくらでも金をかければ食べられるもののランク付けばかりではなくて、今では5,000円以下で食べられるところのガイドも別にあって、これがビブグルマンと呼ばれている、なんていうのを知ったのはつい最近です。「星は付かないながらコストパフォーマンスが高く、良質な料理を提供する飲食店・レストラン(5,000円以下で良質な料理を楽しめる)」とされているんだって。今年の11月30日に発表された東京版には 254軒(2018年は278軒で、新規掲載は44軒)が掲載されている。
 この中にトンカツ屋・すぎ田、どじょうの飯田屋、おでんの大多福、餃子の王さまが載っているのは知っていたんだけれど、今年新しくおにぎりの宿六が載った。驚いた。なんだか変わった店だなぁと思っていたから。おにぎりで商売になるのが不思議だった。それなのに、前から旅行ガイドブックのLonely Planetには載っていたんだそうだ。へぇ〜!と驚いた。この中で行ったことがあるのは大多福だけだ。気がついたら軒並み行列ができる店になっている。