ほぼ足りてまだ欲 その先

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研修・実習

 横浜市の水産加工会社で働いていたベトナム人男性技能実習生(27)が、男性の受け入れ窓口となった監理団体「房総振興協同組合」(千葉県鴨川市)に有給休暇を取りたいと伝えたところ、房総組合職員が2月、事前通告もなく男性宅に押し掛け、ベトナムに強制帰国させていたことが関係者への取材で分かった。
 契約書では勤務開始から半年経過すれば10日間、年次有給休暇が取得できるとなっており、男性は昨年3月から勤務していた。本来、実習生を保護すべき監理団体側が労働者の基本的権利を無視した格好だ。(共同通信2018/4/7 19:30)

 これはホンの小さな一件。というくらい、外国人研修・実習ビザで受け入れている外国人労働者を旧態依然、時代錯誤な現場ではあたかも労働奴隷かの如く扱っているところがまだまだ多い。この現実を知って欲しい。自分は彼らと接点がないと思っている人たちが大半だけれど、実際に自分が消費している商品の生産現場では少なからずこの制度でまるで奴隷のように従事させられている外国人が寄与している。この制度は日本がアジア各国から嫌がられる状況を日々生産している。
 「日本は凄い、外国人から見た日本!」番組が目白押しだけれど、そういう外国人観光客は母国での金持ちばかり。一族郎党引き連れて日本に観光旅行に来られるなんて、金持ちばかり。その一方で日本は彼らを労働奴隷化しているのが現実。
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