女王

日本の皇室ってのは明治革命からどんどん西欧模倣を必死になってやってきて、今も相変わらずその模倣を続けているのかと思ったら、突然「日本の伝統」とか言って昔を蒸し返したりするもんだから何が何だかわからなくなってきましたね。
皇室のスポーツ担当宮家だと私が認識している高円宮の娘が婚約するんだそうだけれど、NHKが延々とこのニュースを伝えていた。驚いたのはこのお嬢ちゃんは「女王殿下」と呼ばれる存在なんだそうで、思わず吹き出してしまいましたぞ。時代錯誤な感覚で、これが日本の伝統なんだ、なんぞと言い出すんだろうと容易に想像がつく。
相手の坊ちゃんは日本郵船の社員で、とうちゃんは通産官僚の天下り。みんな何かというと、皇室の例のICUで知り合ったカップルと比べている。天下りの一家は立派な家柄だということになるんだとは知らなかった。人生、様々でございます。