1990年5月に大阪阪急三番街が改修されてオープンした。一番下の一番奥に噴水が飛ぶようになった。Wet DesignというLos Angelesに本社を持っていた企業のコンセプトだった。ウィッキペディアには「(噴水の部品調達不可)により2017年6月4日で撤去された」と書かれているけれど、実際はその仲立ちをする企業がなかっただけで、このコンセプトのクリエイターであるWET (Wet Design)はますます大規模な作品を送り続けている。ただ、こんな小さなコンセプトに対して対応していないのかも知れない。
この会社の創業者はMark Fullerといって元はDisneyのスタッフだった。クリエイティブというのはこの種の企業を称する言葉としてあるんだろうと思うような企業だった。ただ、当時、日本は正にバブルの絶頂期だったものだから、その購入に際して、実に居丈高に振る舞っていたものだから、あまり良い印象を持っていなかったことだろうは容易に想像できる。
今から考えると、正に調子に乗っていて、鼻持ちならない国家だったことだろうと思える日本だった。「Japan As Number One」なんて本を書いた奴だっていたくらいなんだから、推して知るべし。
それにしてもMark Fullerも歳をとった。彼はUniversity of Utahの出身である。(どなたか日本語字幕を付けてくださらんか。)