ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

チロリン村とくるみの木


「ちろりん村とくるみの木」主題歌(セリフ入りフルヴァージョン)

 とうとう、こういう思い出話に老けるという年齢になってしまったのか、ということでございますが、かなり昔のことですから、VTRは辛うじて1-2本残っているだけのようですねぇ。放送は1956年4月からの1964年4月までの8年間だそうです。私が8歳から16歳ということになりますから、正にこの人形劇で育った、といっても間違いではないかも知れません。最後の頃は平日の夕方の帯になっていたそうですから、見られていなかった可能性があります。それが高校生の時代に相当するからですね。片道1時間ほどの電車通学をしていた上に、週に二回は塾へ行っていたので、見られるチャンスは少なかったはずです。
 指人形劇でしたから、「ひょっこりひょうたん島」になった時は操作の棒が邪魔くさかった記憶があります。あの主題歌はウィッキペディアによると、作詞が原作者の恒松恭助、作曲が宇野誠一郎、そして歌がペギー葉山だったと書いてあります。そういえば、ペギー葉山の歌声を思い出すことができます。
 声の方は、もう何回も書いていますが、黒柳徹子横山道代里見京子のいつもの三人がほとんど中心で、桜京美、辻村直人、八波むとし、左卜全ジャガタラ和尚)、武智豊子(アスパラ・カス)、高橋和枝(バナーナ夫人)、黒江悠久(クルミのがんこじいさん)、桑山正一(ブラック・バット)と錚々たるメンバーなんだけれど、私が忘れられない登場人物(?)といえば人参・レッドさんなんだな。悪者を懲らしめる、〽︎れーっど、れーっど、ニンジン・レッド、われらが勇者〜!、その名もレッド、ニンジン・レッド!われらの憧れェ〜〽︎というテーマ曲と共に夕陽に向かって去って行くのだ。テンガロンハットをかぶって拳銃を持っていたような気がするなぁ。
藤村有弘(オンマのホワイト)、楠トシエ(サクランボのマニマニ)が声を担当していたと、NHKのサイトには書いてあるけれど、これは記憶にないんだよなぁ。