ほぼ足りてまだ欲 その先

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書いておこう

 京成電車の沿線に住む農家のおじさんが、草刈りのために山羊を飼ったら逃げ出しちゃって、そのままそのヤギが京成電車の沿線の土砂崩れ防止工事のコンクリート枠に覆われた崖に暮らしていて、今や「崖の上のポニョ」と呼ばれているとテレビが報じていた。もうそのままでヤギも幸せだから良いかなと思っていると。ところが京成電車はもし事故が起きたら賠償しろよ、といっているそうで、心配していた。
 ヤギや羊の類は崖に暮らしている種類がとても多くて、彼らに取ってはほとんど崖は天敵にも追われない住処になってるのはもはや常識よね。
 ヤギといえば、で思い出した。
 その昔、豪州では1960年代の後半に子ども向けテレビドラマ「Skippy the Bush Kangaroo」というのがヒットした。その当時子どもだった、ちょうど今だったら還暦くらいの世代に聞いたら知らない人はいないというくらいのヒットだったそうだ。ソニーという男の子とスキッピーというカンガルーの物語で、91話作られたというんだから、いかに大ヒットだったかがわかろうというものだ。そのドラマを撮影していた場所がSydneyの北、25kmくらいのところにあった。25年くらい昔にはまだ、そこが遊園地として成り立っていて、幾らの入場料を払ったのか、覚えていないが、カンガルーはいなかったけれど、入り口のゲートにヤギが数頭いてゲートの上を行ったり来たり!ヤギってすごいな!と驚いた記憶がある。彼らはそれだけじゃなくて、上から吊るされた桶の中に餌を入れるとその桶を手繰り上げて中を食べるという芸当すら見せた。単純な遊園地の中にはミニレールの機関車が走っていて、乗った記憶がある。しかし、とにかく古い、とても子ども騙し的な遊園地だったので、その後一回行ったくらいだったろうか。今では全く閉鎖されていて、多分誰も思い出さないだろう。そもそもその辺りはシティからは遠く、広大な敷地を持って、悠々と暮らす人たちの住居くらいしかなく、ワラビーの類が普通に出没する。日本人学校はこんな地域に建っている。
 ちなみに日本では1968年に「カンガルー・スキッピー」として日本テレビ系列で放送されたと言われているけれど、全く記憶にない。ちゃんと日本でもその主題歌を録音したんだそうだ。


森のスキッピー