ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

小海線

f:id:nsw2072:20200409053027j:plain:w360:left もう50年以上前の話です。つうか、近頃は思い出話ばかりです。
 小諸と小淵沢をつなぐ小海線に全線乗ったことがあります。いったいどれほどの時間がかかったのかも覚えていません。夏だったと思いますが、平日だったからか、ガラガラでした。しかも、今のような車両ではなくて列車でした。臨時便だったのかも知れません。とてもゆっくりゆっくり走っていて、途中で飛び降りても走ってまた乗れそうなくらいゆっくり走っていました。
 こういうのんびりのんびりした鉄道には結構乗ったことがあります。清水に暮らしていたときに、清水から長野県の北にある飯山まで、全て各駅停車を乗り継いでいったことがあります。飯山なんて今は新幹線が止まる駅になっています。そうなってから行ったことはないけれど。清水から富士まで東海道線。富士から甲府まで身延線甲府から小淵沢まで中央本線小淵沢から小諸まで小海線(あ、だから小海線は二度端から端まで乗っていますね)。小諸から長野まで信越本線。長野から飯山まで飯山線。確か、ほぼ12時間かかったような記憶があります。単線はすれ違いのために駅に長く停まることがあるので、ことさら時間がかかります。それが楽しかったのですから、若いくせに年寄りじみた趣味だったことがわかります。しかし、当時は今と違ってほとんど写真が残っていません。どういうことでしょう。今だったらバシャバシャ撮っていたんだろうなという想像がつきます。
 ここ20年くらいは小海線の横を走る佐久甲州街道をレンタカーで走ってきました。甲州にある義父母の墓に参ってから、長野県央に住む友人のところに遊びに行くのが習慣だったからです。この分では今年は行けるのかどうなのか、甚だ、疑わしい状況になってしまっていますねぇ。