ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

Chicago

 つれあいがAXNというドラマチャンネルで、ずっと「Chicago Fire」 というドラマを見ている。アメリカではもう既にシーズン8,第20話まで来ている。今、日本のAXNでは今日の14時からシーズン5が始まったけれど、これまでにはもうシーズン6まで放送済みだという。シカゴ絡みだとERが確かシカゴではなかったか。これの他にChicago MEDがあって、Chicago P.D.もある。シカゴ三ドラマ。アメリカで見るよりもきっと見やすいに違いない。何しろコマーシャルがないから。
 考えてみるとシカゴには一度しか足を踏み入れたことがない。忘れようとしても忘れられない、それは1980年2月のことだ。厳寒のシカゴになんてなんで行ったのかといったら、それは仕事の一環だった。デンマークの会社のライセンスを使った仕事をやっていた部署に配属されていたことがあって、同じようにシカゴの会社がライセンス契約をしていた、つまり、ライセンシー仲間だった。その会社がアメリカのお客さんを日本に連れてきて、施設見学ツアーをやったりしたので、面識があり、彼等の仕事ぶりを見せて貰いに行った。その会社は今では全米ネットの会社になっているけれど、あのライセンスを今でも使っているのかどうかは全く知らない。
 シカゴといえば、かつては世界一高いといわれたビルがある。シアーズ・ローバックというデパートと通販で有名だった会社だ。1893年に創設された会社で、通販で全米を網羅していた。ビルは1973年に完成し、高さ442 m(アンテナ含めると527 m)で、当時は世界一の高さだった。今ではウィルス・タワーという名前になっている。当時はできてからまだ日も浅かったから、見物に行けば良いのに、いった記憶がない。会社を訪問して、現場に連れて行って貰い、いくつか見せて貰った記憶しかない。夜はどうしたのか、とか、いったいどこへ泊まったのか、全く記憶がない。その前に訪問したミネアポリスでも、訪問した業界での有力会社以外の記憶が全くない。一人で何をしていたのだろう。
 シアーズ・ローバックのカタログは面白かった。ものすごく分厚くて、電話帳のようだった。長野の友人が、これを使ってアメリカから小物を買ったことがあって、70年代は西武百貨店が提携をしていて、わたしも西武経由で発注したような気がする。今、あのカタログを持っていたら、いろいろ面白かっただろうと思う。今でもあのカタログは欲しい。多分アメリカのどこかの蚤の市で売っていそうな気がする。
 シアーズ・ローバックは2018年10月15日 - 連邦破産法11条の適用を申請したそうだ。今はランズエンドが系列店だとウィキペディアがいっている。K-Martと合併しているそうだ。
 生まれて初めてK-Martをサンフランシスコで見た時、あぁ、これは多分池袋の錦華堂みたいなものだなと了解した。しかし、豪州にあるK-Martはまた中身が違っていた。