隣の集合住宅の12階のある部屋は扉の前の廊下にやたらと荷物を積み上げていて、挙げ句の果てに自転車も、生協の配達品までおいてあるから、あれで地震でも来た日には廊下は通れなくなってしまうんだろうなぁ。隣はもともと自転車置き場が極端に足りなくて、以前は前の公道がまるで自転車置き場みたいになっていた。歩行者の通行に支障を来すと、苦情が来たらしくて、今ではエレベーターに乗せてあげて、廊下に置いているらしい。近所にも有名な自転車ブロック歩道がある。
うちの集合住宅でも、一家に一台分はあるけれど、それではとても足りなくて、平置き駐車場をワンブロック潰して子供用椅子を取り付けている自転車優先駐輪場にしてある。それでも多分足りていないのではないか、もし、許されるものなら自転車が欲しいと思っている家はいくらもあるだろう。
昔と違うのは、高齢者が自転車に乗るようになってきたことではないか。歩くのが辛くても自転車なら行かれる、という高齢者は多い。だから、自転車の運転に機転が利かない高齢者が増えていて、歩道上での歩行者とのトラブルは増えているんじゃないかと感覚的に思う。咄嗟の判断ができない。高齢者と高齢者でぶつかる。解決策が見えない。
