ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

銀座

f:id:nsw2072:20200609000102j:plain:w360:left 壊れてしまったラジオの代替え品を買いに、有楽町のビックカメラへ、久しぶりに出かけた。このラジオは風呂の扉の外側に置いて、風呂に入りながら聴く。風呂ラジオってのがあるよ、というのは知っていたんだけれど、かつてそんなものを買ったら何から何までプラスティックだったようで、音がキンキンとうるさく、頭に触るようだったので、やっぱり普通のラジオが欲しい。しかし、音を聞いてみないと、わからないので、わざわざ、こわごわ出かけた。日比谷線を銀座で降りたら、なんとあの長いエスカレーターが登り一本だけになっていて、下りは階段だけになっていた。複雑に工事中だ。これじゃ、帰りは日比谷線は辞めようと思った。ビックカメラはガラガラだ。2Fの片隅にラジオが並べてある。大体今時こんなラジオを買うのは、家で仕事をしている爺婆だけじゃないかなぁ。若い人たちはラジオを聴くのは、車を運転しているときくらいじゃないのか。それも、スマホで自分で集めた曲だけ聴くのかなぁ。
 まぁまぁのラジオが3,600円で買えた。
 どうせここまで来たんだから、教文館に寄っていこうかと思ったんだけれど、歩くのがかったるいなぁと思ったら、ビックカメラの裏に豊海水産埠頭行きの都バスの停留所があった。銀座四丁目まで停留所ふたつ分だ。四丁目の和光がガランとしている。ショウウィンドウに目張りがしてある。木村屋もガラガラだ。山野の新しいビルはできているのに、正面が相手なくて、横っちょの入り口から3階以上の営業としてある。ひょっとして一・二階は靴のワシントンみたいに、テナントに貸すのかな?教文館はガラガラな上に、なんとなく、閉店間近の雰囲気がする。と思って調べたら、なんと14日まで18時閉店なのだった。お客が全然いない。井上ひさしの岩波の三冊シリーズの既に刊行されている二冊が欲しくなって、お伺いしたら、私は「井上やすし」といったらしい。店員さんが「井上ひさしだったらあります」といわれた。もうすぐ三冊目が出る予定。
 先日どこかで「kotoba」の40号Stephen King特集の話を聴いた。思わず手にしたんだが、考えてみれば、私は小説を読まない上に、ホラーはもっと読まないし、それが原作の映画なんて見るわけがない。それなのに、手にしてしまった。宣伝とはしてみるものなり。
 ミーハー根性が出てしまって、「女帝 小池百合子」をkindleで買ってしまったので、行き帰りの電車の中で読む。なかなか面白くて、なぁるほどと思っているんだけれど、これが本当なのか、はたまた創作なのか、興味津々だけれど、これに対して小池百合子がなんの反応もしなかったら、認めたことになるし、これが大嘘だったら、これは本当に法的手段に訴えるべきだろうしなぁ。それにしても彼女の父親と、森友で出てきた、直後になくなった鴻池議員、慎太郎の副知事だった浜渦が繋がっているんだとは、驚きの展開。やめられない。

kotoba2020年夏号

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  • 発売日: 2020/06/05
  • メディア: 雑誌
女帝 小池百合子 (文春e-book)

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