ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

同期

 小学生の頃の話ですから、もうずいぶん昔になります。その当時は東海道線にしても、電車の編成ばかりじゃなくて、電気機関車が引っ張る、いわゆる列車も走っておりました。のんびりしたものでございます。それでも、開けた窓から外を見ていると、ブンブン飛ぶように景色が後ろへ飛んで参ります。横の線路を見ていると、枕木がブルブルと飛んでいきます。ある時、突然、目をそのまま枕木に固定して自分も後ろへ目をやると、瞬間的に、止まったかのように景色が見えることに気が付きます。それからです。クイっと頭を後ろに回したり、不思議な行動を取る少年となってしまったのでございます。
今に続く。