うちのすぐ前のバス停はほぼ一時間に一本しかバスが来ません。当然反対方向にも一時間に一本しか来ないというわけです。そのバスに乗ってふたつ停留所を過ぎたところで、カートを引いたお婆さんがよろよろと走行中に前に歩いて行きます。危ないなぁとみていたら、運転手さんに、「○○病院に行くのはどこで降りるんでしたっけ？」と仰るんです。あれま、その病院だったら、私が乗った停留所のふたつ前。つまりお婆さん、もう停留所四つ行きすぎていますよ。バスの運転手さんは、「あ、それだったら四つ前でしたねぇ。次で降りて反対側にあるバス停からバスに乗って戻って下さい」と。しかし、一時間に一本しか来ないわけです。あのお婆さん、病院に行き着いただろうか。そして診察受けられただろうか。
明日は我が身。こんな気持ちは若い頃には全く気がつかなかったんだよなぁ。
