ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

散歩

昼前に思い立って散歩。
少し離れた地下鉄の駅まで歩く途中に(まだ一度も入ったことがない)知人のトンカツ屋があって、今朝は朝飯も喰っていないから、入れたら入ろうかと思いながら通りかかったら平日だというのに、もう三人外で待っている。商売繁盛で大変に結構だ。築地まで地下鉄で行って、そこからふたつ停留所分だけだけれど、バスで行こうかと不精を決め込む。築地市場はどこかへ行ってしまったけれど、場外のお店には相変わらずたくさんの人が動いている。
f:id:nsw2072:20190108170056j:plain:w360:left バス停で待っていると、黒い車がバス停の前に停まる。この野郎、バスが来たら邪魔じゃねぇか、と思ったら中から出てきたのは、ころころに太った、マグロ3億円男だった。銀座は相変わらず外国人観光客ばかりで、あとはおしゃべりに夢中で足がなかなか前に行かないお婆さんばかりだ。小ハゲ天で今度こそ天丼を食ってやろうかと思ったら満席だ。しかし、天丼とラーメンという組み合わせのメニューが売り物らしいのには、呆れる。誰がターゲットなんだろう。教文館に入って「月刊世界」を買うつもりだったのに、他に文庫本を二冊、手を出してしまった。この三冊で3千円もする。本がやたらと高くなっているという気がする。文庫本なのに、千円を超えるものがいくらでもある。

アメリカの鏡・日本 完全版 (角川ソフィア文庫)

アメリカの鏡・日本 完全版 (角川ソフィア文庫)

 Helen Mearsという女性によって1948年に出版された書籍の日本語版。戦後、連合軍の占領中には「プロパガンダだ」として日本での出版は許可されず、1953年に「アメリカの反省」と題して出版されたものの完全版。 鶴見俊輔の本だとすぐに手を出すくせがある。これは1979年の現代風俗研究会鶴見俊輔が語ったことだそうだ。本の解説はもちろん加藤典洋である。
 この二冊は多分もう既にうちの本棚のどこかにある可能性が高い。探してから仕切り直しをする気力が失せてきた。宝くじのお情け分を払い戻して貰ったから良いだろう。

 京橋まで歩いたんだから、京すしでも良かったんだけれど、時間がもう午後1時半を過ぎていた。「そばよし・京橋店」で盛り+かき揚げ、410円を食べる。あ、どうせなら「そば新」が良かったなと思ったが、後の祭りだった。
8,598歩