ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

鶴見俊輔

 鶴見俊輔コレクションとして黒川創編集で河出文庫が出しているシリーズの3冊目。ところが2冊目の「身ぶりとしての抵抗」が出たのが昨年の10月で、それっきりだったものだから、私は、なんだ2冊で終わりなのか、なんちゅうこともないじゃないかとガッカリしていた。それが昨日新宿へ行ったときに旅行のガイドブックを買う為に入ったBook 1stの文庫棚に普通に刺さっていたのを発見したのだ。書店としては全然押してないんだな風な置かれ方で、鶴見俊輔保阪正康と同じようにお慕い申し上げている私としては非常に忸怩たる想いである。
 私としては最後は本来的には鶴見俊輔集を全部集めてそれと保阪の把握しきれないほどの著作に埋もれて死にたいくらいなんである。その割にはちゃんと読んでいないなぁ。