ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

漫然と

 漫然と昼前に隣の区の図書館に本を返しに行く。明日までに返さなきゃならない本があったからだ。ところが帰ってきたら、メールが入っていて、予約した本が準備出来ていると。明日もまた行くことにする。どうも、図書館や書店まで店を閉めるの閉めないのという緊急事態宣言が語られているんだそうで、そうなったら、かなり実害が出る。

f:id:nsw2072:20210426192031j:plain

 根津の交差点から不忍通りの一本西側の小径を広小路に向けて歩き出すと、右側は次から次へお寺さんだ。「忍小通り」と書いてあって、おいおい、ここは忍びの里かよとか言っちゃいそうだけれど、台東区立忍岡小学校があるからなんだね。え、ここは台東区なんだ!と驚く。右手に妙極院というお寺さんがあるんだけれど、その境内を先頭にぐいっ!と台東区が文京区に突き刺さっている。「忍小通り」の両側は台東区なんである。西側のお寺さんの後ろが高台になっていて、鬱蒼とした立派な木が茂っているのが東大の構内で、ここからが文京区になる。なんだか無理矢理台東区が文京区に攻め込んだみたいな案配に見える。

 東大・池之端門の向かいにある古書ほうろうのシャッターが降りている。なんだよ、月曜日は休みなのか、と思ったら、緊急事態宣言だっていっているからそれが明けるまで休業!と書いてある。あれあれ。デパ地下も、バスもなんとなく人が少ないのは、やっぱりそのせいなのか。「不要不急」を加藤勝信あたりに定義づけして貰いたいものだ。私の今日の散歩だか、図書館返本だかわからないのは「不要不急」なのかね?なんなのかね?

f:id:nsw2072:20210426214042j:plain

 スギヤマ・アート・ルームというギャラリーを主催している杉山浩一さんが30日まで根津のギャラリーで個展を出している。ボールペン細密画と云っておいでの手法でお父さんの代から描いている。使っているのはPilotのハイテックCというペン。一度見ると、気が遠くなる。一度だけ、習ったことがある。

 例の封筒を戴きました。票の買収かと思ったら、ワクチンのキューポンです。でも、予約の受付は5月の中旬にならなきゃできません。それもいつ出来るのか知りません。これでワクチン打っても有効かどうかわからないのですから、どうかと思います。多分なかなか順番は回ってきませんね。