良い時代になったもんでございますねぇ。こんなにCOVID-19の感染が拡大して、死ぬ人がこんなにたくさん出ているんだぞ、という恐怖をどんどん同時進行で知ることができるんですからね。昔だったら、どうやら関西方面ではとてつもない人たちが死に直面しているらしいぞ、なにか祟ったんだろうか、と噂が拡がってきて、こっちはなにもないのに、と思っていたら、隣の町に死人が出たと聞いた途端に、横丁のご隠居が亡くなったぞ、と聞いて、恐怖に落とされるという具合だっただろう。同時進行で、知ることの方が怖い、という云い方もできますけれどねぇ。何しろもう死人が1万人を超えているってんですから、もう街に出るな!という指示が出ないことが不思議でしょうがない。といいながら今日もバスに二回乗ってしまいました、まだワクチンも打ってないのに。ここの区では来週の月曜日からようやく予約の受付というくらいで、ワクチン、まだまだ先の話でございます。
なんでバスになんか乗ったのかと申しますと、隣の区の図書館に本を返却に行ったのです。ついでにもう一冊お借りしました。
ハワイ人とキリスト教: 文化の混淆とアイデンティティの再創造
- 作者:昭洋, 井上
- 発売日: 2014/12/30
- メディア: 単行本
昨日は西隣の区の図書館から二冊借り受けて参りました。そういえば昨日もバスに三回も乗りました。
フラのハワイ王国史: 王権と先住民文化の比較検証を通じた一九世紀ハワイ史像
- 作者:志帆美, 目黒
- 発売日: 2020/10/26
- メディア: 単行本
で、昔だったらこんな書籍の存在を知ることもありませんし、借り出すこともないわけで、そうして考えると、良い時代になったもんだなぁと感慨にふけるわけです。
それにしても、なんで昔の人は貰った手紙をいつまでもとっておいたんですかねぇ。私は結婚前まで人から貰った手紙は捨てられなくて、全部取っておいたのですが、婚約をしてから裏庭で全て焼き払いましたよ。(今になって結構後悔していますけれど。)