ブルブル

　ちぃらっと窓を開けてみた。うわっ！さぶっ！あれ？匂いが良いぞ、あ、雨の匂いか！

　それでも、午後になったら雨も上がりましてね、昨日も一歩もうちから出ていっていないので、とりあえず図書館まで行って予約してある本とCDを取ってこようというわけで出かけました。近所の、店員さんにCOVID-19罹患者が出てしまったので、お休みしていたスーパーマーケットが再開したというので、帰りに寄りました。やっぱり日曜日だけあって結構人が入っています。それでも、こんな状況でも、出入りに手を消毒しない輩がいることに驚きの念は禁じ得ない。こんなんじゃダメだろうなぁ。

　と思いながら家まで帰ってきた、その時です。扉を開けて一歩踏み入れた瞬間、その左の靴がドアフレームを踏んで、あっという間に横滑り！当然身体は横倒し、右の膝をしたたかに玄関の床にたたきつけ、横倒し。起き上がれない。あぁ、こうして年寄りは家の中で怪我をするんだ。「イテッテッテッテッテ」と叫べども、誰も出てこない。ようやく娘が来て、荷物を取ってくれる。それでも冷静なつれあいは「手をまず消毒しなさいよ」と。膝よか、消毒！今はさほどの痛みはないものの、腫れたりするのはこれからだろう。段々痛みが出てきそうだ。

小澤征爾の80曲。

　なんと5枚組でございます。

ベートーヴェン:悲愴、月光、ワルトシュタイン、熱情(UHQCD)

　ベートーベンのピアノソナタ全曲を録音した9枚組の集大成ボックスからの選りすぐり版だそうです。わが区の図書館としてはやたら新しい！と驚きましてございます。

花森安治選集 第3巻

　昨年の11月に出たもので、選集三冊組みの三冊目。こんな新しい配本があるんだね！図書館の本はカバーを取ってしまうので、それが面白くないところ。花森安治のかつてのあちこちでの書き込みの集大成だけれど、彼が取り上げる、理不尽な話が、今読んでも全然古くない。ということはどういうことかというと、この数十年間世の中の理不尽さは全く変わっていないということだろう。なにしろ1955年の自民党の体制から、ほとんど変わっていないんだからこれも宜なるかなというものだろう。