ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

大騒ぎ

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パンダの森を出たところから、笹の合間に見えるそうです

 久しぶりに上野動物園に参りました。パンダ双子見物が当たったんです。実は二週間ほど前にも当たっていたんですが、自分が見落としていたという大失敗。この抽選という奴が実に面倒くさくできておりましてね。なにしろ入場そのものの予約制が続いておりまして、その予約HPの中にパンダ見物抽選申込頁が埋もれているだけではなくて、申し込みに際してはマイページを作らなくてはならないのです。もう既にここまで来て面倒なんですが、その抽選の申込というのが金曜日の13時から月曜日の13時の間に二週間後の週の申込を受け付ける!とんでもないでしょ?その抽選の結果は前の木曜日に発表になります。
 もうここまで読んだら、あぁ、面倒くさい!といやになって投げ出しそうになりますね。しかし、この面倒クサイはこれだけでは終わりませんです。
 パンダ見物に当選した!と意気揚々と動物園入り口に参りますと、自分が当たった時間帯(30分ごとに区切られています)のながぁ〜い業列に並ばなければなりません。というのは双子パンダ見物に当たっていない、ただの入場予約をしている人たちと一緒に並ぶのです。なにしろ家族連れ、老若を問わない二人連れが久々の動物園で、それこそ「ワクワク」していますから、social distanceなんてどこ吹く風です。(まぁ、ほとんどの人はもうこんな言葉忘れちゃいましたね)。しかしながら、双子パンダ見物の証明であるQRコードを携帯に出すのに、マイページがすぐさま到達できない。ここで時間を食いました、不覚!

 入場しても、すぐさま双子がいる西園へ向かうことができません。入ってすぐのパンダ舎でシャンシャンを見ないと、解放してくれません。この理由が良くわかりません。なにしろ動物園への入場は正面入り口からしかできませんから全員がここを通るということです。
双子がいるのが西園の「パンダの森」という施設です。

f:id:nsw2072:20220408052200j:plain:w360:left 途中モノレール駅あたりで「まだ先かしらねぇ・・」といっている孫とおぼしき中学生くらいの女子を連れたおば様を追い抜きました。「どこか探しているんですか?」とうかがうと、「西園ですけど」とおっしゃる。「この路をまっすぐ行けば自然とつきますよ」とご案内する。受付時間の30分間の間に「パンダの森」で受け付けろというのはかなり難しい。つまりこの辺はかなりいい加減に。

 そのパンダの森に到達すると、そのQRコードを読み取ります。途中の関門でまた読み取ります。そして、三つ目の関門で、身分証明書を要求されます。「運転免許証、健康保険証、パスポート、学生証など」と書いてあります。これ、結構気にする人いるでしょうね。この中で不思議なのは「健康保険証」でしょう。なにしろこれには本人写真がついていない。これで本人確認ができるわけがない。私は動物園の年間パスを出しました。これには本人写真が貼ってあります・・が、実はこの写真は自分で貼るのです。だから、他人の写真を貼ったものを作っても平気で通用します。セキュリティー・チェックのためにこれをやっているんでしょうが、ほとんど意味をなしません。平和な国の証拠です。しかし、それではなんでこんな面倒なことをするんですかね?

 こんな事情のために、いつもに比べると、人の流れが一気に西園まで行ってしまい、その後、東園までえっちらおっちら坂道を戻ってくる人の波が続きます。