ほぼ足りてまだ欲 その先

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鶴見俊輔

 鶴見俊輔は2015年7月に93歳で他界して、もう7年半が経った。
本当にあっという間である。
天才といってよいだろうが、生前、テレビで見る鶴見俊輔はとてもそんな人には思えなかった。
晶文社が1996年に鶴見俊輔座談集というものを10巻シリーズで刊行した。
200人の人達との座談を収録されてある。
もちろん再販されているわけではないので、古本でしか入手できない。
しかも、鶴見俊輔の本はなかなか古本屋でお目にかかることがない。
ネットの「日本の古本屋」サイトやAmazonで見つけられるけれど、なかなか手ごわい値段がついている。
ようやく10巻シリーズが残り一冊となり、送料を入れたらほぼ2,000円となる値段で入手した。
カバーはボロボロだけれど、中はほとんど開けた形跡がない。

これとは別に筑摩書房が1991年に刊行した「鶴見俊輔集」というものが存在するらしい。
図書館で中身を見たい。