ほぼ足りてまだ欲 その先

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座談

 ま、鼎談といったり、座談といったりするけれど、そういう番組や書籍がたくさんあります。歳をとってくると、なかなか筆を執って(実際には万年筆だったり、キーボードだったりするけれど)自分の考えを書くのが段々億劫になってくるらしくて、そういう構成で、考えを述べようとしたり、考えを引き出そうとする努力というのがありますね。半藤一利さんも、晩年は座談による書籍化が増えていた様な気がします。
 今夜はNHKが1983年くらいの開高健井伏鱒二の飯を喰いながらの話を放送していました。私は開高健は興味がありますが、井伏鱒二に興味がないのもあるし、その時間に睡魔が襲ってきたので、見ないで寝てしまいました。
 ふと書棚の鶴見俊輔のところを見ていたら、「語りつぐ戦後史 3」を見つけました。これぞ正に鶴見俊輔による「語りつぐ」の座談を集めたものです。岡本太郎いいだ・もも堀田善衛開高健小松左京高橋和巳金達寿、なだ いなだ、寺山修司そして小田実という面白そうな組み合わせ。そして、これがまだ1と2があるのだけれど、うちにはない。やっぱり読みたくなる。というわけで、日本の古本屋で探します。