カジノを中核とする統合型リゾート（IR）を巡り、大阪市への建設を計画しているMGMリゾーツ・インターナショナル（米国）の日本法人は17日、大阪府と同市に提出したPR動画やイメージ図に、著作権者から承諾を得ずに複数の芸術作品を使用していた可能性が高いとして、謝罪文を公表した。国際的に活躍する美術家・奈良美智さんの作品「あおもり犬」が含まれているという。（読売新聞2023/04/18 06:37）
一方、青森県立美術館は下記コメントを発表
当館においては、本件での画像使用許可等の問い合わせの事実はありません。
2023年4月19日
MGMのコメント
「不注意によるもの」削除すると説明。「深く反省している。引き続き調査を進め、再発防止策を講じる」
あまりにも杜撰であり、MGMの関連会社としては恥ずべき行為である。
しかも大阪府の吉村知事が「ただ一方で、何らかの奈良さん本人ではない方とのやり取りというのも実はあったんじゃないかという話も聞いています」と発言した。これだけを聞くと、「俺達は悪くない、俺達に奈良さんから許可をとったと騙したやつがいて、そいつが悪いんだ、知らないよ」というニュアンスに聞こえる。こんな奴らなんだということが大阪の有権者にはわかっていないのか、わかっているけれど「それがなんやねんな」ということなのか。
