ほぼ足りてまだ欲 その先

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山本太郎の国会絶叫

2018年7月19日 参議院 内閣委員会
れいわ 山本太郎の絶叫

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委員長(柘植芳文君) 質問者は質問をしてください。

山本太郎 していますよ、さっきから何回も。全く心のない答弁されているから言っているんじゃないですか。
(発言する者あり)はい質問続行じゃないですよ。
 全く答えていないじゃないですか。
もう言ったから、それで終わり。
それで済むんだったら、大臣は石井大臣じゃなくてもいいですね。
そういうことですよ。
総理大臣はあの方じゃなくてもいいし、内閣は今の内閣でなくてもいいですよ、そんな仕事で済むんだったら。
心を込めて仕事してくれよ、税金で食べているんだから。
心からお願いしているんですよ、こっちは。
皆さんも現場へ行って声聞かれたでしょう。それを伝える機会がここしかないじゃないですか。
 延長国会、何のためにしたんでしたっけ、延長国会。ほとんどの法案全部通った後で、大企業が得するか一部の既得権益の人間が得するような、そんな法案審議しか残されていなかった延長国会でこれだけの災害が起こって、災害対応を真っ先にやらずにばくちを解禁する。
内容ぐらぐら、ほとんど何も決まっていない、三百を超えるような中身もすかすか。
後で決めます、後で決めます、先送り。
これだけの依存症者がいるのに、より依存症者を生み出すようなことを。
 誰のために政治やっているんだよ。
ちょっとぐらい省庁が力合わせて頑張ったら実現できることぐらいやってくださいよ、所管外、じゃなくても。

 やっているのを存じ上げています。
先日お願いをした重機百台。百台は私お願いしていませんけども、小型重機に関しても大臣はすぐ動いてくださった。
私がお願いしていることは所管外で非常に申し訳がないと思いながらも、ここしか言うところないんだもん、直接言えるところ。
それに対して大臣は、お話をしますというお言葉をしてくださった。感謝しています。
でも言葉だけじゃ駄目なんですよ。省庁には言ってくださいました、やるとは言っていない。
省庁には私の名前から言ったと言った、けれどもその先なんですよ。

 もう一度、閣僚で集まる機会が週に二回、今は定期的に開かれているかどうかは存じ上げませんが、その閣僚が集まった後に……(発言する者あり)ちょっと待ってくださいよ。何なんですか、人の、質問者の勝手でしょう、どんな質問するのかは。人の発言に何なんですか、検閲するんですか。せっかく時間つくったのにじゃないですよ。せっかく時間つくるんだったら、今一番この国で重要な問題、苦しんでいる人たちが多い災害の対応ができるような委員会のみ開いて、この国会が存在するべきなんじゃないですか。

 だって、この間も話したじゃないですか。民主党政権時代、自民党、今の政権が一々民主党政権の揚げ足を取ろうとするけれども、はっきり言うわ、今の政権より百倍ましや。そういう話なんですよ。
 考えてみてください。東日本大震災、3.11に起こった。3.11の時期、一番国会が忙しい時期ですよ。予算もやっている、決算もやっている、ほかの委員会全部動いている。今とは百八十度違いますよ。今これしかやってないもん。3.11のときはどうしたかって。
発災から六日後までは開かれなかったんですよ、国会。六日後に開かれたときにも、審議した法案、被災者に関係する法案審議しか行われなかったんですよ。
 何やっているんですか、今、これ。
何がばくち解禁やねんて、誰のためにやってんねんて。トランプのためか、アデルソンのためかって。
それ以外の、日本の金融資産すすり上げるためにどんだけ頑張っているんだって。
共産党の辰巳さんからも指摘がありましたよね。どれだけ血道を上げて、このセットで万博と。ごまかしの万博、ばくち万博だ、そんなもの、はっきり言って。

 日本の個人の金融資産を吸い上げるような、吸い上げさせるようなこと、大して入場規制にもなってないようなこと、結局六日間連続で入れることになるじゃないかって、何もやってないじゃないかって。
 誰か説明できるんですか、詳しく、カジノの。このカジノ審議においてしゃべられたこと、中身すかすかですよ、時間食うばっかりで。
これを、全く分かっていない人たちを納得させられるぐらいに自民党の皆さんはこのことについて知っているんですか、カジノのことについて。(発言する者あり)できますかね。指名したら答えてもらえますか、委員長、指名したら自民党の委員の方々に。一応用意はしているんですよ、カジノについての。指名してその方に答えていただけるというケースでいいですかね。
 私の、このような災害に対して、カジノに対してこんなあり得ないような審議を強行する中で、災害の質問をお願いをしている最中に、大臣の熱意が足らないということに関して今ずっと時間取られているんですよ。

*   *   *   *

 此処から先、彼の絶叫は続く。なんでこんな事になったのかというと、岡山県真備町で7月6日に大雨が降って地域が水没した。実はこの地域は真備町高梁川小田川が合流する一帯は上流で大雨が降ると水害が起きやすい低地で、倉敷市では2005年以降、国土交通省に対し、整備工事を始めるよう毎年働きかけてきたという。しかし、国にとって優先度が高いとは認識されなかったという背景がある。
 で、山本太郎は石井大臣に、すでにゴミ収集のパッカー車を全国の余裕のある自治体から、今回の被災地域に集中させるわけにいかないか、地域社会福祉協議会等の拠点に応援の人材派遣を発令してもらいたい、自衛隊所有のキッチンカー、避難所又は避難所相当の施設への派遣してほしいと要望していた。

その進捗はどうかと正した山本太郎に対して公明党の国交大臣・石井啓一の回答は
「関係各省に伝えた」というものだった。パッカーは入っているらしい、というだけだった。
山本太郎は「要望がないと動かないというのではなくて、「そういう準備があるということを各避難所などに広く伝えられるような体制をつくっていただきたい」と。そして、「関係各省に伝えた、だけじゃなくて大臣同士で、そこに加えて、できれば総理も一緒にお話をしていただきたい」と繰り返した。
石井は「もう既に関係各省にお伝えをいたしました」と繰り返す。
「確認してくださいよ」と畳み掛ける山本に対して石井は「既にもう伝えておりますので、関係各省で適切に判断されることになると考えています」という。
”あとは俺は知らないよ”という木で鼻をくくった。それで山本の怒りに火がついたのだ。
 そりゃ怒るべきで、これであぁそうですかで引き下がる政治なんて全く意味がない。

実際の画面で見たほうがその熱がよく分かる。

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