散歩に出た時はまだ雲の量もそれほど多くなく、燦々と降り注ぐ冬の日だまりを求めて歩いてきたが、家に帰り着きお昼を食べたあと、ふと気がつくともう雲が空を覆っていた。天気予報は下手をすると雨になるかもという。被災地は雪になるかもしれないという。ここまで暖冬だったことが不幸中の幸いだったかもしれないのに。
開高健賞になった作品で、モスクワの日本語放送が舞台のノンフィクション。昨年11月に刊行されたもので、すぐさま図書館で予約を入れたけれど順番はなかなか回ってこなかった。一ヶ月弱待ってようやく順番が来たので借り出すと、何故かほとんど開いた形跡がない。スピンすら一度も引き出された形成がない。これはどういうことだろう。少なくとも二人、ひょっとすると4人ぐらいの人が予約したんだろうと思われるのに。
ソ連に亡命した女優の岡田嘉子がモスクワ放送の日本語放送に従事していたことは知らなかった。
著者は1966年生まれの毎日新聞社会部記者。現役である。朝日新聞社とは毎日新聞社は方針が異なるらしい。
図書館から借り出すのに、順番を待ったという点ではこの本も同じである。二週間の貸出期間の延長は、他にも待っている人がいるのでできないと最初からいわれています。陸軍は菊のご紋章が入ったスティック状のチョコレートで、海軍は筋肉注射だったといわれている。