ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

切り替え

 ガラケーからiPhoneへの切り替えに往生しております。今朝になってようやくmineoからのSIMが届きましてございます。この設定が結構面倒です。なぁに、SIMを入れるだけジャンと思ったんですが、それがなかなか「だけ」じゃないんだなぁ。今更気がついたんですが、iPhoneのSIMはnano SIMなんです。だから、iPadで使ってきた「3」とか「Apple SIM」はデーター通信用でしたし、これには使えないっちゅう訳ですから、今後旅行に出る際には、またまた誂えなくてはならないと云うことになります。なんだよ、面倒くさいなぁ。
 しかも、全くまっさらの状態で、iPadに載っけたアプリを移さないと、もう金輪際移せない。いちいちApp Storeから落として、同じアカウントだとして使わなきゃならない。こうなるとやっぱり今後もスマートフォンタブレットを一緒に持って歩くしかないというわけで、なんだかなぁなのだ。こんなのが普通なのかなぁ。
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 さまざまな市販薬が古くなってしまったので、細毛の歯ブラシや極細歯間ブラシと共にドラッグストアーに行くと、目薬が安売りだった。ひとり二個限定、というほどの安さ。

テコンドー協会

 会長の記者会見をテレビで見ていて、あぁ、どこかの協会と同じような匂いがするなと思ったのは多分私だけじゃないだろう。いったいどんな事態になって選手たちが不満を持っているのだろうかと、過去の記事をさかのぼった。
週刊文春 2019年10月3日号

江畑秀範選手(27):「5月にイギリスで世界選手権が行われた際、最終日に選手がホテルの一室に集まって話し合い、ボイコットを決めました。この遠征では選手8人に対し、強化スタッフが11人もついてきましたが、JOCからの補助金もスタッフの旅費などに充てられている。一方、選手は世界選手権への参加に自腹で毎回20万円近い負担があります。
 合宿も『韓国でする』と出発の数日前に突然言われ、参加費を払えないと『代表になれないぞ』と言われます。一方でJOCからの補助金がどう使われているのかは選手には一切知らされない。協会は本当に選手のことを考えているのでしょうか」

デイリー新潮(週刊新潮 2019年10月3日号)

江畑秀範選手(27)「全日本テコンドー協会は、月に1回くらいのペースで強化合宿を開くんですが、1回あたり数万円から10万円の費用を選手が自己負担しなければなりません。こうした事情もあって、5月27日に協会側に意見書を提出しました。しかし、期限であった6月30日までに回答はなく、9月17日から25日に予定されていた合宿に、招集されていた28選手のうち26選手が不参加の意思を表明したんです」
「11人いる強化スタッフのうちテコンドー経験があるのは4人だけで、コーチのふたりも日本代表としての実績に目立つものがないような人たちです。そのコーチたちは、合宿の練習中に椅子に座って寝ていたり、そのくせ『こんな練習じゃダメだ』と注文を付ける。自分たちの所属チームのコーチを呼びたいと言っても認められなかった。決して少なくない金額の自己負担を強いられる上に、指導レベルに疑問を抱かざるを得ない状態だったんです」
「昨年5月、ベトナムホーチミンでアジアテコンドー選手権が行われた時のことです。翌日に試合が控えている選手がいるにも拘(かかわ)らず、強化スタッフはいつになっても何時から試合なのか教えてくれない。結局、スタッフから試合時間がメールで知らされたのは、試合当日の午前1時から2時の間のことでした」「約6時間後の午前8時に宿舎を出発しないと間に合わないスケジュールだった。その上、土地鑑のない外国なのに、移動手段も食事も全て自分たちで手配するように言われました。こうしたことが積もり積もって、今回の合宿不参加に至ったんです」

 どうも江畑くんがスポークスマンになっているらしくて、テレビでも彼がコメントをしていた。この協会の副会長というのはシドニー五輪銅メダリストの岡本依子副会長(48)だけれど、彼女は全く協会の中でお飾りの名前だけにされているようで、「私自身胸が痛い。選手には申し訳ない」「理事会を解散するくらいでもいい。責任をとって辞めるくらいしかできない」と話していた。
 スポーツ界には残念ながらこうした食い物にするような連中が今でもいるらしい。かつてのバスケットボールもそうだった。こういう伏魔殿のような運営をしていると一番可哀想なのは現役の選手たちだというのはもちろんだけれど、あまりの旧態依然に情けない。はっきりいってお恥ずかしい。総退陣するべき。

うーうー

 昨日は歯医者の日で、とうとう、4連のブリッジを入れた。外側を金属のままで良いですか?と聞かれたときに、いやいや白くして下さいといったら、それはエクストラで6,000円増しになると聴いていた。そうしたら支払いが17,000円だという。そうか、そんなにかかるのかとは思ったけれど、貰った領収書は11,000円と書いてあるのがうちに帰ってから気がついた。どういうことなんだろうか。保険で適用される範囲の領収書は貰ったけれど、そうでないエクストラについては領主書は出ないってことなのか。それで良いのかなぁ。
 で、歯医者にむかおうと家を出たら大通りの向かい側に消防車が一台と、消防署の赤い広報車みたいなのが一台、そして東京ガスのバンが一台停まっている。ボンベを背負った消防士がふたり。その横をなにか一輪車みたいなものを押している作業服の人がふたりいる。どうやら、ガスの匂いがするとか通報があって、ガス漏れを懸念しているみたいだ。そう思いながら反対側を普通に歩いて行ったけれど、それって、ひょっとしたら、とっても危ない現場だったのかも知れないよねぇ、後で考えると。実際にはなにも起きなかった。

 世界陸上-やり投げ女子 豪州の選手、Kelsey-Lee Barberが66.56mで金メダル。「やり投げ」を英語では「Javelin throw」というんだと知った。

移行

f:id:nsw2072:20191001044617j:plain:w240:left とうとう14年間使ってきた〔その前の機種は何年だっただろう?〕ガラパゴス携帯電話を諦めてスマートフォンに転換することにした。一大決心である。常に鞄の中にはiPadを入れているから電話は音声がとれるだけで良かったし、そのガラパゴス携帯電話ですら、鞄の中に入れっぱなしなので、反応することがほとんどなかった。ほぼ万歩計と化していた。みんなからは顰蹙を買っていた。あいつに連絡するには家の電話にかけるしかないと。それでなにがいかんの?と思っていた。バンドや昔の仲間のLINEグループにはタブレットで対応できていたし、それほどこっちは困らない。つまりタブレットは音声電話をかけられないだけで他はスマートフォンと何ら変わらなかった。
 何がきっかけでやっぱりスマートフォンにするしかないかと思ったかというと、近頃、タブレットには対応しないスマートフォン用のアプリケーションが目立ってきたからだ。例えば、スシローやABCmartといった商店のアプリケーションは、タブレット上で動くけど、スマートフォンサイズにしか表示されない。一時期デルタ航空タブレット用アプリケーションをやめてしまって、スマートフォン用アプリだけになった。StubHubやticketmasterといった米国の各種切符の二次販売店〔米国では主催者が直接売ることもあるけれど、ほとんど全ての音楽イベント、スポーツイベントもこうした二次販売店が売り買いのプラットフォームとなっている〕は切符の受け渡しをスマートフォン用のアプリケーションでダウンロードするシステムになっていて、タブレット用には開発していない。なんだか傲慢なような気がするんだけれど、傲慢の先には、米、加以外の国ではそのアプリケーションすらダウンロードできない。つまり、外国の観客は相手にしていないと公言している。それでいながら、日本法人ができていて、それなら良いじゃんと思ったら、なんと切符をたぐっていくと、米国アプリケーションに到達してしまって、元の木阿弥になってしまうと云ういい加減さ。「なんだ!米国サイトに繋がっちゃうじゃないか!」とメールを入れたら「お気の毒様!」みたいな反応となって返ってきた。これもまたトランプがいけない風潮を作り出しているんだと、私は思っている。
 とりあえずiPhoneをアップルのサイトから買って、mineoというキャリアーのSIMを買うことにした。これまでのガラパゴス携帯電話の番号を踏襲しようとMNP=Mobile Number Portabilityなるものを取得しなくてはならないというので、docomoに電話を入れた。いっかな繋がらない。ようやく繋がったと思ったら、コールセンターのお姐さんは実に木で鼻を括った対応である。ま、携帯電話業界では当然みたいだね。いつまで経っても肝心な番号のところまで到達しない。もう、端末を入手したのか?とかどこのキャリアーに移るんだとか、お前の知ったこっちゃない質問を繰り出した挙げ句に、あれにこれだけ金がかかる、これにもかかると、覚悟しておけよ、ざまあみろ的な宣告。挙げ句の果てに、その費用の請求書は20日過ぎに送るが、紙で欲しいなら100円払えとか、手数料が2,200円かかるまでは、はい、はいと聞いていたんだが、解約料が3,300円だというのは驚いた!まてまて、1,000円になったんじゃないのか?と聞いたら、それはスマートフォンの解約料で、ガラパゴス携帯電話は3.300円なんだと仰るのだ。お〜い、菅!話が違うじゃねぇか!
 とにかく携帯電話業界は伏魔殿で、やりたい放題になっている。やれやれ、嫌な時代になったなぁと思わずため息だ。

残り三ヶ月

 ラグビーはどこの会場も超満員で、日本にこんなにラグビーファンがいたのかと、驚くばかり。日本代表チームは「One Team」と云うことを云っているけれど、良くラグビーでは「One for All、All for One」ということをいわれている。この言葉は大変に面白い言葉で、概ね多くの場合は間違って使われていると思っている。ひとりは全体のために犠牲になり、全体はひとりひとりの犠牲の上に成り立つ」だと解釈している人が大半じゃないだろうか。少なくとも私にこの言葉を提示した人のひとりはそんな意味で云っていた。だから、私は反発した。企業組織ではこれではすぐれたシステム、あるいは商品は生まれてこない。この言葉は役所のフロントのような、普遍的な項目を普遍的に運営する場合には当てはまるかも知れない。しかし、クリエイティブな状況では、むしろ成果を貶める。
 という言い訳をして、売れないことの理由にしていたのかなぁ。

 ネット上で読んだんだが、人間が死を迎え、心臓が停止して血液を送り出さなくなっても、先の方の血液も瞬時に消滅するわけではないので、脳細胞は徐々に停止していくという。だから、死の直後、周囲の会話を聞き取れていても、別段おかしくはない。一旦心臓が停止して後、奇跡的に死の淵からよみがえってきた人たちの話の中で、周囲の状況がわかっていたという証言があるのはそういうことだというのだ。どういう意味があるかといったら、いくら嫌いな奴だったとしても、心臓が停止した直後に「ざまぁみろ」なんて云わない方が良いってことだな。ちょっと意味を取り違えているかも知れないけれど。

 1975年の5月に静岡の工場から東京の本社に転勤になった。それまでは会社へ歩いて10分の社宅から歩いて通っていた。転勤初日に、横浜の実家から東京駅まで出勤するのに、あまりの混雑ぶりに恐れを抱き、すぐの電車に乗れず、多分次の東海道線に意を決して無理矢理乗り込んだ。さすがにこれに耐えられるような気がしなかったので、事務所から地下鉄を乗り継いで30分で帰ることができるところに狭いアパートを借りることにした。しかし、この種の通勤電車が今ではゆっくりと乗ってこられるという話を聞かないんだけれど、この国は何かが良くなるということはないみたいだよねぇ。もうあれから45年が経とうとしているっていうのになぁ。

 私は本当は食に関しては鈍いんだと思う。多分味覚についてほとんど語るべきものを持っていないんじゃないかと思う。だから逆に日本から離れて他国にいても、日本食がなくてもあまり困ることはない。一切日本食を食べなくても3週間も4週間もやっていける。ま、できることならば世界中どこへ行っても必ずある中華飯があれば良い。それがなければそれでも良い。フリーズドドライのみそ汁やら、お粥やらを持っていく人もいるけれど、私はそれも持たない。たまさか現地のスーパーでカップヌードルを買って食べたこともあるけれど、必ず美味しくない。美味しい日本食を食べようとしたら、普通の値段では食べられないんだから、敢えてそんなものとか、全くの偽物と云って良いようなローカライズされた日本食なんてわざわざ食いたくない。本当のことを云うと、美味しいパンと果物と美味しい珈琲があれば、概ねまかなえるのだ。「美味しい」というところが味噌なんだけれどね。

20190929

 昨日あんまり寝ていなかったから、じっくり眠れるだろうと、23時半頃に寝た。01時頃に猫がトイレをかりかりする音で目が覚めた。それから眠れなかった。

 私たちの親世代はもちろんあの戦争の前後をくぐり抜けてきたわけで、空襲のことも良く覚えていた。花火を打ち上げるときの「ヒュー」という音は焼夷弾が落ちてくるときの「ヒュー」という音に似ていて、ぎくっとすることがあるとか、ディズニーランドに行ったときに、空に向けててらすサーチライトの明かりが高射砲の部隊が敵機を探すサーチライトを思いだしたというような話はごく普通に聞いた。こんな話すら、もう今の若い世代は全く知りもしないし、そんなチャンスがない。そうやって、どんどん希薄になっていく。その薄まり方がとんでもない発想を生み出しそうで怖い。それでもそうやって考えると、人間なんて、相当に愚かな生き物でしかない。

 ラグビーの代表選手の条件として、継続居住3年で他の国の代表には選ばれていない選手というのがあるけれど、これが今後は10年になるんだそうで、実質的に「帰化」と同じことになるという。となると、今回のようなわけにはいかなくなるわけで、そうなると、どんどん国粋主義的になるんじゃないか、このゆるさがあっさりとした代表チーム意識となって良い結果を生んでいるんじゃないのか、ということを云っている人がいる。サッカーに比べると様々すっきりした感じがするのはそんなことが要因だと云っても良いのかも知れないなぁ、と思うようになってきた。もっとも、サッカー選手に比べたら驚くほどのお金にはならないところが、全ての要因かも知れないな。考えるところ多々あり。

 新聞屋さんが購読料の徴収にピンポンピンポン鳴らしたので、昼寝を妨げられ、やれやれとトイレに入っていたら、こんどはAmazonがピンポンピンポン鳴らし、おちおちトイレにもいられない、そんな昼下がりだったのに、アップルに注文したものは、注文時に今日配達だというのに、なんにも音沙汰がない。夕方になってメールをチェックしたら、「発送したから明日着く」といけシャーシャーと言ってきた。クロネコのサイトで番号をチェックすると、そんな番号は登録されていないと出た。システムはできていても、ちゃんと人間が作業しないと機能しないというまったくAIとはほど遠い事態に目が眩む。