ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

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菅義偉「中止の選択肢はないのか」→「人流も減っているし、そこはない」
 では伺います、どこの人流がいつ、どれほど、増減しているのかという根拠をお示し戴きたい。単なるてめぇの勝手な憶測でものをいうのはやめてもらいたい。こいつは以前から「頑迷」という言葉がとてもふさわしい反応の仕方をするので、これでは話にも何にもならない。

 オリンピックは「バブル」の中で開催されるので「安全・安心」と頑迷に言い続けてきているが、そんな「バブル」は全く存在していないというのはあちこちで報道されている。だいたい、世界の各国からやってくるプレス担当者が、ビックサイトと宿舎を往復するだけでも、もう既にバブルなんてものの膜を毎日破り続けているわけで、話にも何にもなりゃしないのである。選手村にしたって、選手・大会関係者場全員そこに滞在しているわけではないし、周辺ホテルに滞在している人たちの出入りを管理なんてしていないと、組織委員会から派遣されている警備員自身が吐露している。こちらから「どこへ何分お出かけですか」と訊ねたりはしていないといっている。
 もうこんなことを書いているだけでも馬鹿馬鹿しい。

 私はこんな状態だから、テレビ番組を録画して、時間ができたらそれを見ることにしているんだけれど、いまじゃ、NHKは豪州のチャンネル7のように、朝から晩、夜中までずっとオリンピックである。民放も多くの時間を割いている。豪州ではチャンネル7以外は普通の番組を放送している。その代わり、チャンネル7は放送出来ない競技はネット上で無料で放送しているそうだ。これこそ視聴者から視聴料を徴収しているNHKがするべきサービスではないだろうか。

 いずれにしろ、こんなCOVID-19の感染蔓延状態において、スポーツ大会を続行する国民無視政権をどうして、黙って見ているのか。私は許せない。

 こんな雑誌が毎月発行されていることだけでもこの国の民主主義が、戦後マッカーサーが評した「12歳」から全然成長していないことを如実に物語っているが、月刊Hanadaの9月号で、菅義偉がインタビューに答えている。
 世論調査の数字は気になるかと訊ねられて「今は、ただやるべきことをやるだけです。自分がやっていることは間違っていないという自負がありますから。そこは何があってもブレません」と答えている。ブレろよ!現実をちゃんと見ろよ!これじゃ国民の声なんてどうでも良い、といっているのと同じだ。
 こんなくだらんヨイショ雑誌を買うなんてバカげたことはしたくない。なんとわが区立図書館はこの雑誌を定期購読しているのだ。ついでにこの雑誌を作っている某しょうもない奴が喧嘩別れした元の月刊「WILL」も備えている。なにしろ不自由非民主党の地盤だからね。

 また今年も山梨の親戚から、そして岡山の親戚から桃が届いた。切れ目のないタイミングで超絶でした。ご近所にお裾分けをしたんですが、そのお返しが、こちらからは中華風な炊き込みご飯が届き、あちらからは某航空会社がそのファースト・クラスに出しているという食パンが届いた。こりゃ正にわらしべ長者的な発展である。
f:id:nsw2072:20210727012105j:plain:w360:left 近頃バターや生クリームたっぷり入り食パンが大流行だそうで、そうしたパンを提供するパン屋さんの前にはいつでも行列ができている。そんな食パン屋さんのひとつがわが地元にも出店してきた。そうか、そうしたお店が開店するくらい、わが地元もそんな気になる人たちが増えてきたって訳か!と思ったんだけれど、行列ができていたのは最初の10日間くらいで、そこからは、行列を見たこともない。そもそもこの街の人たちは、そういう嗜好ではないのだよ、銀座じゃないんだから。でも根津の某パン屋だって今でも行列しているのになぁ、と思ったんだけれど、文京区民はそういう嗜好だろう。だって、不忍通りから東大方面に一本裏通りに入ってご覧なさいよ。やんごとなさそうなマンションばっかりだよ。千駄木の山の方なんて「閑静」という言葉を絵に描いたようなお屋敷がずらっと並んでいて、通り過ぎるだけでも、怪しい奴になっちまいそうだもの。さすがに東京は幅が広うございますなぁ。

暑いよねぇ

f:id:nsw2072:20210726132748j:plain:w360:left 台風が来ているらしいじゃないの。小さな台風らしいけれど、熱海の人たちは怖いだろうなぁ。雨が降ったらイヤだろうなぁ。
しかし、そのせいか、今日は北風が吹いていて、その風だけは涼しい。隣の区の図書館に本を借りに行った。だから、9時を過ぎないとは入れないわけで、今日は早朝の散歩はやめた。また上野不忍池によってみると、爺さん婆さんが長いレンズのついたカメラを抱えて写真を撮りに来ていた。
 上野広小路は、何軒ものビルが空き家になったままだ。それも表通りに面している一階の店舗がからになっている。並大抵の状況じゃないぞ、これは。

文句を言うな

何でも批判的な人がいる
どんなに世の中が良くなっても
永久に批判する人がいる
小言を言いたい人は必ずいて
平和で幸せでも
ケチを付けて生きることが全てだと思っている人がいる
このタイプ
全く幸せにならない
幸せが何かわかっていない

 占い師だという若者のブログに私の知人が賛同してこれを引用していた。これじゃ、とにかく現状を肯定する、と云うところから入っていくことになってしまって、甚だ危ういなぁと、心配。とても一面的な世の中の肯定思想が怖い。

名前変更

 MLBのClevelandのチームといえば、日本人選手も何人か在籍したことがある。有名どころでは今年から阪神から古巣の中日に戻った福留孝介だろう。かれは2008年からシカゴ・カブスでプレイをし、2011年の途中からこのチームへ移った。ただ、翌年にはもうシカゴ・ホワイトソックスへ移動。わずか半年の在籍。あんまり知られていないところでは、多田野数人がいる。2003-2005年の三年間、ほぼマイナー暮らしだったけれど、メジャーでの登板はわずか15試合ほど。それでもヤンキースのA・ロッドに話題の超スローボールを投げて一躍名前を挙げた。
f:id:nsw2072:20210725014224j:plain:w240:left このチームはCleveland Indiansとして、使ってきたロゴは漫画キャラクターだった「ワフー酋長(Chief Wahoo)」という。なんでこう云う名前とロゴになったのか、というのは、ご承知のウィキペディアを読むとすぐさまわかるんだけれど、かつて、先住民の野球選手がいたというところから始まっているんだとされている。それがルイス・ソカレキスという選手で、なんたって遠投で180mは優に投げたといわれているというんだから驚いちゃう。このロゴ自体は1930年代にClevelandの新聞が掲載したFred George Reinertの漫画から来ているらしいが、それはこれまで使われていたロゴそのものではないようだ。

f:id:nsw2072:20210725022202j:plain:w360:right で、そのCleveland Indiansは3年ほど前に、米国のメジャースポーツ界に及んできた人権尊重の考えから、まずこのロゴを外した。で、どうしたのかといったら、それまで野球帽の前につけていたこのロゴからただの赤い「C」の字にした。それでも、チーム名はそのままIndiansだったし、ユニフォームの胸の表記も「Indians」のままだった。それを来年から「Guardians」に変更することになった。それってなんだよって話なんだけれど、球場の傍の道路に立っている交通の守護神像だというのですな。だからロゴのボールに羽が生えているんじゃないでしょうか。なんだか、アキレスの神の話みたいだよね。

 チーム名といえば、NFLのワシントンのチームはむかしは「Washington Red Skins」といっておりましたね。彼等はもう既にそれをやめて、今じゃ「Washington Football Team」なんぞと称している。2022年のシーズンからは変えるかも知れないし、そのままかも知れないと報じられている。ヘルメットのロゴもただ単に「W」である。もっともClevelandのNFLチームなんぞは「Browns」といってただ無地の茶色だ。

f:id:nsw2072:20210725022232j:plain:w360:left もうひとつ気になっているのが、AtlantaのMLBアトランタ・ブレイブスである。名前は「Braves」だから、良いとしても、ロゴにトマホークがついている。しかも、ファンは球場で、かつてのジョン・ウェインの映画に出てくる先住民の太鼓のように、打ち鳴らし、手をトマホークのように振りかざして応援するのが習慣になっている。見るからに先住民ステレオタイプ化である。このロゴからトマホークをはずそうかどうしようか議論になっているらしい。このチームの始まりは1871年にボストン・レッドストッキングスだったと書いてある。じゃ、今のボストン・レッドソックスはなんだ?

あれあれ

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 昼飯に、本年十五回目の冷やし中華を食べていると、そこへ電話が鳴った。この時間じゃ、またなにか半分詐欺の様な、年寄り狙いの勧誘電話に相違ないと出てみると。息子の声だ。やや、随分旨い物まねだ、と思ったら本人だった。「もうそろそろ飛んでくるんじゃないの?」という。何がだよ、というと、12時40分から55分まで飛ぶんだというのだ。そうか、災害救助隊飛行部隊の「ブルー・インパルス」が五輪のマークを描くって奴らしい。なんで前回の企画をそのままやるんだろう。これじゃ、全然進歩の跡がないじゃないか。そこへ轟音と共にやってきた。あれあれ、とカメラを取りだして録画を回すと、目の前で煙を吐くのをやめやがった。そうすると、飛行機がどこにいるのかわからないんだね。なんだこれだけか、と思っていると、遙か西の方で、ひょろひょろとして、誠にか細い色の煙を吐いている。後でテレビで見ると、その五輪の輪にもならないひょろひょろを見るために、押すな押すなの人だかりである。COVID-19の真っ最中だというのに、人だかりである。主催者も警備の人たちも、「たちどまらないでくださぁぁい」というだけだ。放水車でも持ってきて、群衆を蹴散らかさないと、感染拡大も良いところだ。もっとも、この暑さだ、みんな放水車を歓迎してしまうかも知れないな。
 ひょろひょろのあと、もう一度この飛行機たちが戻ってきた。
 T-4練習機は純国産の練習機で、エンジンはIHI(石川島播磨重工)製で、練習機の製造は川崎重工。1985年の試作機を含めこれまで212機が配備。安定した性能を持つ飛行機だそうだけれど、これだけ密集した帝都上空をギュイ〜〜ンギュイ〜〜ンと飛ぶんだから、怖いよねぇ。一機くらい落っこちてきても不思議はないね。 あちこちの集合住宅から、人々が顔を覗かせているんだけれど、みんな良く知っているねぇ。

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 さすがにこのクソ暑さだから、開会式は夜になってからで、それも散々揉めた挙げ句の開会式で、私は一切見なかった。それでもテレビの傍にいくと、チラチラと見えてしまう。「あざとい」連中のやることは賛同しないのだよ。twitterのながらを見ているとおおよそわかる。聖火ランナー大坂なおみだったそうだ。どおりで随分前から、ウィンブルドンも出ないけれど、オリンピックには行くと断言していたわけだ。八村塁や大坂なおみをそうして使いながら、開会式からセネガル人を排除したと伝えられてきていて、「え、外国人、何人も出ているけれどなぁ」状態だった。
 「世界の仲間がここにしゅうごぉ〜!」とかいいながら、ウェルカムなのは白人であって、アジア人や、アフリカンはそうでもないという奴らの底意地の悪い習慣は前回のオリンピック以来、全くなにも全然変わっちゃいない雰囲気が露呈するなぁ。

とにかく方針は「無視」

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 東京五輪パラリンピック組織委員会の理事約20人が、23日に行われる東京五輪開会式の中止か、簡素化への変更を同組織委・武藤敏郎事務総長に申し入れていたことが22日、分かった。同理事らは21日に五輪・パラリンピックの開閉会式の楽曲を担当する小山田圭吾氏のいじめ問題について、22日には開閉会式の制作・演出チームで「ショーディレクター」として統括役を務めていたた小林賢太郎氏のホロコーストを揶揄(やゆ)する発言について、臨時にオンラインでの会議を行った。

 ある理事は「2つとも大問題。急きょ、会議を行うことになった。小林氏は開会式の演出全体の調整役と聞いている。それだけに、これまで通りの演出で開会式を行えば、世界中に小林氏の発言を認めたと取られてしまう」と危機感をあらわににした。そのため、小林氏が演出に一切関わってない開会式にするためには、中止にするか、各国・地域の選手の入場行進、聖火点火、開会宣言のシンプルなものにするしかないと会議に出席した理事全員が同意したという。(2021年7月22日 22時28分スポーツ報知)

 この記事を見た時に私は組織委の理事20人が、オリンピックの開催を中止しろと要求したのかと思って、こりゃ大ごとになったわい、と思っていたんだけれど、なんちゅうこともない、ただ開会式の中止を要求、ということだったのだ。それにしても、組織委員会の理事が反対するのに、それを無視する組織委員会事務総長というのは、一体何のためにあるのか、もう話は何もかもグダグダで整理がつかない。
 確かに、元ラーメンズの小林賢一郎が開会式全体のコンセプトメイキングをしたのであれば、そのコンセプトをそのまま実行するけれど、奴はクビというのは、成果は貰うけど、お前はクビって訳だから、こりゃ間尺に合わないな、という気がする。開会式を全くシンプルなものにするしかない。テレビが文句を言おうと、寂しかろうと、こんな事態なんだから、彼の作ったコンセプトをそのまま実行するのは詐欺みたいなものだ。

 この際オリンピックは本来のアマチュア・アスリートだけの競技会に戻すべきだ。プロフェッショナル・アスリートを排除するべきだと思う。そして、開催地は発祥の地、ギリシャに固定するか、参加実績のある全ての国家の順繰りにするべきだと思う。「自分のところではとても受け入れる余裕はない」という国は棄権を可能にする。そうなると美味しい利権がなくなるので、IOCを仕切りたがる奴は自ずと逃げていく。選手団は居住するためのテントを持ち込み、食事は自炊。全て手造りの世界大会にする。ま、いってみればボーイスカウト世界ジャンボリーの様なものだ。それでこそパラリンピックとバランスが合う。

 その代わり、プロフェッショナル・アスリートによる世界大会は、今の様な個別大会だとしても、利権そのままからませた高額賞金プロ大会にする。陸上大会は、例のツアーを遙かに超える、キラキラ大会だ。スポンサーがつかなかったら廃れりゃいい。