ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

晴れても寒い

蓮の茎は取り払われています

 隣の区の図書館へ返却、そして借り出し。
外国人観光客が裏通りにまでやってくる。日本はそんなところに入り込んでも安全だから気が楽だろうなぁ。外国に行って裏通りの人が通らないようところへ行くのには相当勇気がいるけどなぁ。
さして変わったこともなく、パンを買って帰ってくる。

 盛山正仁という文部科学大臣は灘中-灘高-東大だそうです。運輸省の役人だったのが2005年に兵庫一区から衆議院議員選挙に出て当選。2009年に落選。2012年に復帰。

 統一教会の会合に出席して2022年3月、統一教会の友好団体の会合に参加した際に撮影されたという映像では、会場で流された韓鶴子(ハンハクチャ)の話に感銘を受けたと表現している。今日の参議院予算委員会で立憲の杉尾の質問に対して、政策協定書にあたる推薦確認書にあるサインは自分のものに似ているけれど、現物を見たわけではないのでわからないが自分のものである可能性はあるが記憶にはございませんと答えた。ひとつひとつ全部を覚えていられるほどの頭ではないといった。統一教会霊感商法で知らなかったのか、といわれて「認識はなかった」という。なんも知らない運輸役人だったというわけだろう。
 韓鶴子の話に「感銘を受けた」という映像について「はっきりした記憶がないが、そういう発言をした記憶はない」といった。「かん、かん、かんさんですか・・」といってみせる。ここで私は安倍晋三森友学園の籠池のことをきかれて演じた「か、ご、いけ、さんですか?」を思い出した。芸のない元運輸官僚である。
 こいつ(つまり盛山正仁)をこのまま文部科学大臣をさせておくのはあまりにも理不尽であり、国民をべろべろ舐めている。

 天気は午後からよくなったんだけれど、吹いている風は冷たくて、家に帰ってくる道でなにか温かいものが食べたくなり、タンメンを買ってきて、野菜をたっぷりのっけて食べた。

 初版は1963年のみすず書房からの出版で、1974年に新装版になり、2013年に中公文庫で文庫化されたものを2023年に復刊されたそうだ。
三島由紀夫による書評まで含んでいる。

隠微というか


 1955年ごろ、私の実家があったあたりは坂道を降ったところに商店街があって、ほとんどの買い物はそこで間に合った。酒屋、クリーニング屋、氷屋は御用聞きにやってきた。よく坂道を上がってきたと思うけれど、概ねオート三輪を走らせていた。健気だったのは豆腐屋で坂道を天秤を担いで上がってきた。
 商店街には八百屋、魚や、乾物屋は軒を並べていたから、考えてみたらあの通りそのものがスーパーマーケットのようなものだ。途中には消防署もあった。和菓子屋が何軒もあったのはどういうことだろう。家具屋、ガラスや、肉屋と並び、蕎麦屋も二軒あった。その割にはおもちゃ屋、本屋は一軒だけ。そして、貸本屋も一軒だけだった。その貸本屋には多分小学校の三年くらいの時に初めて入った。一見古本屋のようだったけれど、棚に並ぶ本はすべて「ブーブー紙」でカバーが掛かっていた。今から考えたらずいぶん手間のかかることをやっていたもんだ。それほどしょっちゅう借りに行ったわけじゃないが、なんだか薄暗くて、お店の人もうつむいていたような気もするし、楽しくルンルン気分で入った記憶がないのはどうしてなんだろう。うちでは敬遠するべき雰囲気があったのかも知れない。今ではもう、どんな本を借り出していたのか、全く覚えがない。借りるのに、いくらだったのかも覚えていない。いつまで貸本屋という商売は成り立っていたんだろう。図書館があったらそれは成り立たないわけだけれど、近辺に図書館があった記憶もない。今現在存在するあの近辺の図書館ができたのは1987年だというから私が生まれてから40年後のことだ。

人混み

小野照崎神社のサトザクラが満開


 朝からだらぁ〜ンと抑圧的な雲が空を覆い尽くしており、朝からテンションだだ下がり。
ふと気がつくと、今日は5日で、「あ、そうだ、受電設備のメンテがあって、10時から停電になるぞ!」と思い出したので、慌てて二度寝。連れ合いは慌てて買い物に出動したそうだ。眼が覚めるともう停電時間を過ぎておって、なんのこともない。そういえば冷蔵庫を覗くこともなかった。

 図書館へ重い本3冊を返却し、ぐるっと一巡り散歩する。蔵前神社へいったという連れ合いによると、保育園の園児から、大きなカメラを抱えた人たち、スマホでセルフ写真を撮る人たちでごった返していて、あれじゃ多分40人くらいはいたんじゃないかというくらいだったそうだ。そしてミモザが終わると人っ子一人いなくなるんだけれど、ミモザは種がぶら下がる頃もまた見ものなんだよね。まさかあんな種だとは多分ほとんどの人は知らない。

 結局昼はそばの乾麺を茹で、スーパーのかき揚げをそばつゆに浸してグズグズにして食べた。

参院予算委

国会の各会議はすべて録画で公開されている。
衆議院参議院はそれぞれ別個のサイト設定になっていて、昨日の参議院予算委員会での辻元清美、及び蓮舫の鋭い質問と、うろたえる自民脱税党の大臣連中の様子をとくとご覧になることができる。

www.webtv.sangiin.go.jp

 本日の最期は「れいわ」の山本太郎。真剣に、もうほとんど生死をかけんばかりに岸田泥棒文雄総理大臣に挑戦する。グダラグダラといい加減な、やるともやらないともいわない、ほとんど国民をペテンにかける気だけの岸田には辟易だ。
 1月6日に能登地震の被災地へ勇躍入っていった自衛隊が提供した食数はなんと僅かに100食だったという山本太郎の指摘には口あんぐりだ。今でも避難所への食事の対応は民間のNGONPOにおんぶにだっこだというのだから呆れる。中央政府もプロレス自治体も、真剣に避難民を助ける気はないというしかない。その真剣な山本のスタンスをニヤつき顔で見ていた連中に山本は「笑っている場合じゃない!」と怒る。当然だよ。

参院予算委

珍しく浚渫かなんかやっていそうだ

 NHKがようやくやる気をちょっとは見せなくてはならないと思ったらしく、朝から参議院予算委員会の野党質疑を中継している。午前中は辻元清美で、午後には蓮舫という舌鋒鋭い立憲女性陣。
岸田脱税文雄は防戦一方だけれど、それは議員一人ひとりの問題だといって逃げ回る。冗談じゃない、お前は一体何の役なんだよといいたい。自民脱税党の総元締めなんだろうが。茂木敏充はいま閣僚に入っていないから予算委員会に呼び出すんだったら証人喚問になっちゃうから逃げ回るけれど、法務大臣である小泉龍司予算委員会に出ているわけで、蓮舫に小突き回されてうろたえる。

 これでも自民脱税等を支持する人間がいることが信じられない。

世の中甘くない

 夜中にHDDに録画してあるものの中から、ノルウェーのフッテンルーテンという船会社のノルウェー沿岸急行船の物を探したけれど、見つからなかった。そうこうするうちに珍しく午前1時くらいに眠くなって、こりゃいい塩梅だと寝てしまう。しかし、世の中そんなに甘くはなくて、なんと午前3時半には目が覚めた。
 そこからHavila Voyageの評判を探して読むが、半分近くが否定的なものだった。この船会社は2021年から始まった新進気鋭の定期便だけれど、その船自体が先進的な画期的な推進装置だそうだけれど、どうやらそれがうまく動いていないようなのだ。

 そのうちにスキャンした本があれこれ気になって探すことになって、とうとう夜が明けた。

3月3日 お雛祭り

晴れた日曜日だから人がたくさん

 もううちではほとんどお雛様も出さないし、ばら寿司を作るわけでもないし、別になにも起きないんだけれど、学生時代の友人が誕生日だというのだけは覚えている。彼は「男のくせにひな祭りが誕生日だなんて、格好悪い」というもんだから、ことさらみんなから「男のくせにひな祭りが誕生日でおめでとう!」といじられていた。男の誕生日を覚えているなんてのはあいつの3月3日ぐらいしかない。あとは私の誕生日から2日後が誕生日の人くらいなもんだ。ま、息子の誕生日くらいは覚えているけれど。
 私は一浪したから大学の同級生でも現役早生まれの連中は私よりも1年半近く若いわけでそいつらからタメ口をきかれるのはいささか愉快でない。「お前何歳だよ」。

東京セブンローズ 井上ひさし

 先日通りかかった「御蔵前書房」の真ん中辺の棚に井上ひさしの分厚い「東京セブンローズ」が刺さっているのを見た。あぁ、こりゃどっかで見たなと思ったので、うちに帰ってぐるりと書棚を見回したけれど、ない。ないはずでもうずいぶん前に本をバラしてスキャンしたのであった。そのpdfがちゃんと残っていたので、早速iPadで読めるようにしてみた。この話の舞台は根津宮永町で時は終戦間際のようだ。それにしても本当にB29の爆音を録音した音盤なんてのが売りに出たのだろうか。そりゃいったいなんのためかね。音でB29だとわかるように訓練・・・なんてしなくたって誰だってわかっただろう、あんなに空襲されちゃったんだから。