ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

昼飯

 朝10時くらいからやおらその気になって皮なしシウマイを創った。豚挽肉に玉葱、人参、干し椎茸をみじん切りにしたものをいれ、調味料やら片栗粉を加えて練りに練り、丸めてキャベツを敷いた蒸し器で蒸す。熱々を昼飯にして食べたんだけれど、一つ食べたところで思い出した。日頃からなんにでもショウガを刻んで入れるのが大好きな私がショウガを忘れてしまったのであった。なんということ。ちょっと玉葱の量も足りなかったかもな。冷凍の海老やイカを真ん中に押し込んでみた。こういうのをたべるのが大好きだ。

NFL

 今朝、GAORAでNY Jets対Buffalo Billsの試合を中継していたんだけれど、試合が行われていたのはカナダ・トロントのRogers Centreからだった。珍しい。
 もう13週目に入るわけだけれど、AFCの南地区はペイトン・マニング率いるIndianapolis Coltsが11連勝で早くも地区優勝を決めている。今年はぶっちぎりがあと2チームあって、NFC南地区のNew Orleans Saintsがここまで10戦全勝。そしてMinnesota Vikingsが10勝1敗という成績だ。なにしろVikingsはQBが脅威の復活、あの長らくGreen Bay PackersにいたBrett Favreだ!もう40歳だよ。野球のピッチャーでもこの歳だったら大変だろうにねぇ。こうなったらスーパー・ボウルまで行かせたいね。(Vikings 2006:6勝10敗、2007:8勝8敗、2008:10勝6敗)。
 そのSuper Bowl XLIVは2月7日(日)マイアミのDolphin Stadiumだそうだ。ハーフタイムショーに大物の出演が噂されていると、先日あるところで出会った人が言っていたなぁ。肝心のその大物が誰だったのかが思い出せないところが悔しいところなんだけれどね。

NHK「自殺と向き合うー生き心地のよい社会のために」

 NHKの「緊急提言・自殺対策」の三回分を夜中に起きて全部見た。各都道府県には精神保健福祉センタ−があり、保健所も相談にのってくれる。社会福祉協議会もそのきっかけになり得るし、未遂でかつぎ込まれた病院にはMedical Social Workerの人たちが(病院によって差はあるけれど)きっかけを作ってくれる役割を担ってくれている。
 しかしながら、そこには根本的な問題があって、本当に必要とするような人たちは積極的にそうしたカウンター・パートを見付けるアプローチをしようという意欲すら失っていることがしばしばだということだ。それはそんなニーズのない時に、そういう施設があちらこちらにあることを知っていればまだしも、多くの人はこんな施設が存在していることも、あるいはその存在は知っていても、そんな役割を果たしてくれるのだと云うことも知らない。臨床的にはこれら機関の存在を広く知らしめることは不可欠だろう。その為には11月30日に東京都と政令市を中心に全国77カ所のハローワークで実施されたワンストップサービスはアウトリーチという観点からも非常に有効だと思うけれど、これが恒常的に実現すると大いに違ってくるだろう。その点では現政権が内閣府参与として清水康之湯浅誠に委嘱して行動してきていることは大いに評価されなくてはならない。
 番組中に清水が11月30日の実施を全国レベルで実現したいと説明することに対して内閣府の職員が「地方の力が重要だと云うなら、こっち(国)からこの日にどうしても実施しろと云うのは本末転倒だろ!」という言いがかりは彼が主張している「支援者中心ではなくて当事者中心に考えよう」という姿勢の正反対にいる姿だということができる。考えてみると私はいつもその接点で譲ってきてしまったなぁと悔悟の念が残る。
 実は上述した施設のそうしたサービスでも大変におざなりになってしまっているところも存在する。精神保健相談といっていても地区の精神科医が非常に限定した時間に来るだけで、話を聞いてくれるカウンター・パートとしての自覚を持っているとは思えない人がいたりしたら、それはむしろ絶望感を増すだけにしかならない。
 ひとりの命は偶々そこにいたひとりだけのものではない。

鳩山家

 元秘書は特捜部の調べに、「個人の寄付がたくさんあったほうが見た感じがよい。首相や実母からの資金と記載すると、金持ちだとみられて印象がよくないと思った」と、個人献金を偽装した動機を供述しているという。
(2009年12月4日03時09分 読売新聞)

 もしこれが本当の動機だったのだとしたら、一国の首相とはいえ、とてもプロフェッショナルとはいえるようなものではないし、この程度の考えでこの国の政治というものが成り立っているのがとてつもなく恐ろしいことのような気がする。
 しかし、一方では本来的に民主政治というものがこの程度の素人が集まって成り立つべきものであるという趣旨からいったら正しいありざま(正しいあり方ではないのでご注意戴きたいが)だということができるかもしれない。
 それにしても鳩山家が「金持ちだと見られる」のはどんなことをしてもすでにそう見られているわけで、誰もあの家が貧困にあえぎながらここまで来ているなんてこれっぱかりも思っていないのだから、どこまでも愚かなり。
 自民党の大島がいきり立って云うよりも数段お粗末な状況なんじゃなかろうか。

地デジ

 テレビの地上アナログ放送から地上デジタル放送への切り替えまで、既に残り600日を切った。これまで技術的にいえばテレビ受像器をどこかから手に入れてしまえば、あとは電波の状態によるけれど、条件さえ良ければすぐさまテレビ放送が入手できた。しかし、これからは受像器の電源さえ入れればどうにかなったものがどうにもならなくなる。テレビなんて誰かのうちに転がっていたものを「じゃ、貰ってくよ」という簡単に入手できたことがそうは行かなくなる。
 もちろんこれまでのアナログ受信機にチューナーをつければ見られるとはいえ、どうやってそれを入手するのかという問題がある。生活保護を受けている家庭等には提供されるんだとはいえ、そこへアクセスしなくてはならない。自分から動かなくては何も見られないということになる。ごろっと横になっていたんではテレビひとつ見られなくなってしまうということである。
 もうひとつは理屈がわかっていなかったら何が何だかわからないという技術的な壁が立ち上がっていることを感じている人も少なくなさそうだ。ご多分に漏れず、この問題でも高齢者は置き去りになるんではないかという危惧がやはりありそうだ。
 あと600日あるということはもう600日しかないということでもある。現時点での地デジ受像器の普及率は約70%だといわれている。これからどこまで延びていくのだろうか。