ほぼ足りてまだ欲 その先

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鳩山家

 元秘書は特捜部の調べに、「個人の寄付がたくさんあったほうが見た感じがよい。首相や実母からの資金と記載すると、金持ちだとみられて印象がよくないと思った」と、個人献金を偽装した動機を供述しているという。
(2009年12月4日03時09分 読売新聞)

 もしこれが本当の動機だったのだとしたら、一国の首相とはいえ、とてもプロフェッショナルとはいえるようなものではないし、この程度の考えでこの国の政治というものが成り立っているのがとてつもなく恐ろしいことのような気がする。
 しかし、一方では本来的に民主政治というものがこの程度の素人が集まって成り立つべきものであるという趣旨からいったら正しいありざま(正しいあり方ではないのでご注意戴きたいが)だということができるかもしれない。
 それにしても鳩山家が「金持ちだと見られる」のはどんなことをしてもすでにそう見られているわけで、誰もあの家が貧困にあえぎながらここまで来ているなんてこれっぱかりも思っていないのだから、どこまでも愚かなり。
 自民党の大島がいきり立って云うよりも数段お粗末な状況なんじゃなかろうか。