ほぼ足りてまだ欲 その先

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巣鴨

 よくいうお年寄りの原宿、巣鴨地蔵通り商店街に初めていった。巣鴨駅前の白山通りを北西に行くとすぐに左手に入っていく巣鴨地蔵通り商店街がある。この通りは旧中山道だ。すでに白山通りを南側に渡ったあたりから雰囲気は思いっきり昭和もヒトケタ以前生まれを対象とした露店がいる。歩いていく方向は人の流れですぐに分かる。そこから、とげ抜き地蔵尊が鎮座まします高岩寺までがやっぱりメインの部分らしい。通りの真ん中に何カ所か椅子とテーブルが置かれていて、ビーチ・パラソルがさしかけてある。このパラソルの色がとっても鮮やか・・に感じる。なぜ?周りの色が地味だからである。なぜか知らないけど、おばあさんたちは本当に地味な色がお好きである。これは地味な色しか売れないから、お店がそれを置かないのか、それともお店がそれしか置かないからそうなのか。いやいや、多分、周りがそうだからに違いない。だからこそ、あの真っ赤なパンツが売れるのだろう。なんなんだろう、あの真っ赤なパンツは?!元気が出るらしいのだけど、なんで?
 巣鴨で眼に付くのは、洋服や、大福を中心としたお菓子や、健康食品や、食事の店・・・。小金を持ったおばあちゃん、おじいちゃんがじっくりと一日を過ごすことのできる、ワンダーランドだ!通りにあるカラオケやさんも「懐メロ・カラオケ」とくる。

 お地蔵さんのおられる高岩寺を通り過ぎても、まだまだ人通りもお店も途絶えないが、徐々にバラバラになってくる。都電の庚申塚駅まで来るときには普通の昔の商店街となる。旧街道がこんなに盛っているところがあるとは思わなかった。北品川から青物横丁、ボラでようやく知られるようになった立会川に続く旧東海道はさぞかし羨んでいることだろうなぁ。